リバイブVER2 セッティング中 - 圧縮

リバイブVER2マフラーを買いました。
なかなか良い仕事をしてくれるマフラーって印象で、とても気に入っています。
 
イメージ 1
イメージ 2
イメージ 3
イメージ 4
イメージ 5
こんな感じです。リバイブブラザー屋さんは、海外発送は苦慮しなかったようで
見事に凹んでました。僕の心も凹んでます。
 
イメージ 6
HEY6のフランジが普通に流用できます。
イメージ 7
しかし、HEY6のフランジは短いので、スプリングを掛けないと、
マフラーが簡単に抜けちゃいます。500メートルももたずに抜けて爆音でした。
付属のフランジを使ったって、もうちょっと粘るだけでマフラーの構造上
抜けることになるのではないでしょうか。たぶんスプリング必須です。
イメージ 8
塗装はすごく簡単に剥がれます。購入する方は最初から再塗装するつもりで
購入した方が良いかもしれません。
 
あと、取り付けに関して。
人にもよるかもしれませんが、個人的にはやりづらいって感じでした。
3ポート,ハイグレ、どちらもイケますから、それくらいは我慢できます。
 
性能に関しては文句の付けようのない位(音量も考えて)
優れたマフラーだと思います。
 
そんなVER2なんですが、同社のVER1や、RPMマフでは出なかった、
80キロ以上の高速、全開でのデトネが出まくりで困っています。
 
ハイオクを入れると改善があるように見えましたが、それでも直らない。
ベースガスケットを0.2~0.3mmほど追加しても直らず。
 
 
イメージ 22
使ってるヘッドはこれで、オクでの購入。SS真似事では大活躍してくれましたが、
どうも私のポート、街乗り@VER2ではそれなりにガスケットをいっぱい入れないと高圧縮になる傾向のようです。もうちょっと容積がほしいところですが、
SS真似事で調子が良かったってこともあって、うかつに修正はできません。
 
追記:後で確認したところ、そうでもなかったようです。
点火に惑わされて勘違いした様子。ポート加工が前提ならむしろ
いい線行ってると思います。
 
 
一度圧縮は落としてますが、落とす前の加速はこんなもん(平地に近いとこです)
人間の欲望はきりがないもので、文句のない加速をしてくれたなんて
言いません。まだまだ先はあるはずです。
 
でも、これでも私のヘタレ君にしては結構元気よく
走ってくれたもんでした。しかし、高速側でデトネが…。
デトネを無視して良い事なんて一度もなかったので無視はできません。
 
ちなみに、ノーマルメーター@13インチなので、
大体メーター読み120キロで実測との誤差はちょうど
10キロ前後だと私は思っています。
 
デトネを無視して最高速も確認してみました。
ここは上り+下り+短いトンネルという複合ステージですw
 
133ってとこでしょうか。実測ですと120前後かと思います。
途中でアクセルから手を一度離してますが、それは僕のマヨイwと言って
いいでしょう。デトネが出始めたからです。
 
いや、本当は「できれば腰上は壊したくない」ってのが本音で、
デトネを無視して最高速アタックなんかは普段しません。
 
イメージ 9
しかし、念願のデカタイヤーはすでに到着してる状況で、
どーしても、タイヤーを入れる前と後をちゃんと比較しておきたい。
ってのがあって焦りました。
まあ、壊さず完走できたので、結果的には試してよかったってことになりますがw
 
現状、ノーマルギアに、140/60-13で、Gアクの12インチですと
ちょうど120/80-12と同等のサイズのタイヤーを履かせています。
 
デカタイヤーは期待でいっぱいでしたが、VER2取り付けて初めて最高速側まで
確認してみたら、なんだかあまりレブらない印象で不吉な予感ですw
MAX回転数は落ちて、最高速はそのまま、って在り来たりな結果が
出るのでは?www
 
と、あまり期待しない方がよさそうです。
期待しなかったのに、最高速大幅アップだった!ってのが
気持ちいいですし、逆に予想通り失敗した時だって、心の傷も浅いはずですw
 
 
と、話を圧縮に戻して。私は圧縮では無茶をしないタイプで
今まで全開でのデトネはあまり経験したことがありませんでした。
こんなにデトネが出たのは、SS真似事以外では経験したことがなく、
音の方も微妙だったので、「これ、デトネだよな?」と
確信すら持てない状況でした。
ということで、異音が出なかったシリンダーに変えてみました。
 
イメージ 10
 
左が1ポート化した3ポートシリンダー、56φで、右がハイグレ56φです。
最近はずっと左の1ポート化した3ポートシリンダーを使っていました。
 
ポートはもちろん左の方が大きく、デトネ具合をはっきりさせたくて、
ハイグレ56φに同じヘッドを取り付け、圧縮はむしろ若干上げてみました。
 
イメージ 15
52mmのロンクラの場合、ベースを0.5mmを入れても、ハイグレ+JCCピストン
だと、下死点でこんな感じです。ノーガスケットにしたいって気持ちもわかります。
 
で、ハイグレ+そこそこ高圧縮で走ってみると。
はい。見事なまでに高速でデトネが出ています。
そう。あれはやっぱり「デトネ」と形容する音でしたw
 
イメージ 11
イメージ 12
ついでにですが、左が3ポート(CM)ピストンで、右がハイグレ(JCC)ピストンです。
 
やっぱりCMの方が若干高い印象です。正確な値は私には測れませんが、
大体0.7mm前後ではないでしょうか。
 
さて、デトネってわかったら話は早いです。
同じヘッドで、ガスケットを追加すれば一番手っ取り早いのですが、
それもなんかシャクだったので、オクで買った、
「超微妙に見える、v100似ヘッド」を取り付けてみました。
 
 
イメージ 14
いや、買ったって言うよりオマケとしてもらったと表現した方が
正しいでしょう。普通、こういうヘッドに手は出しません。
でも、だからこそ興味はありましたwww
 
イメージ 13
3ポート尻+CMピストンの場合、ベースを1.3mm入れてやっとこんな
感じでした。
 
そう、SS真似事で使ったボロ尻って、これですけど何か?ww
イメージ 20
0.6mm+2mmだと、スキッシュークリアランスが0.9xという数字が
でました。ちょっと不安が残ります。
個人的には1mmチョイって数字が好きです。
 
イメージ 17
イメージ 16
ヘッドの方はこんな感じで0.35+2+0.35mm3枚重ねで決定です。
ベースガスケットのサンドイッチ構成とよく似ています(爆)
 
ガスケットをたくさん入れるのは趣味じゃないのにー。
ヘッドがないから仕方ないです。
 
というより、今までロンクラ専用ヘッドだったので、
パイプが短すぐるwwwwwwwwww
まーいっか!
イメージ 18
スキッシュークリアランスは手抜きの方法で測定しましたが、大体1.1mm前後でした。
イメージ 19
長い間、コンプゲージは使わないことにしていましたが、
デトネ管理のために補助的な手段として、使い始めました。
仲良くさせていただいてる、とある方も使ってるということが
きっかけでした。
 
しかし、この異様に低い値はいったい…。
ノーマル位でしか見たことがないwww
 
私はヘッドの容積を正確に測れるスキルがなく(1ccなんか余裕で誤差が出るww
目視での判断でしたが、当初は9キロ前後は出るだろとの予想でした。
しかし、予想を大きく裏切り、これじゃ話にならないレベルw
 
こんなに低い圧縮も久しぶりなので、とりあえず走ってみました。
MJは前回のハイグレセッティングである、#132だと濃すぎて
まったく走れないレベル。#122まで下がりました。これでもまだチョイ濃いかも。
 
結果ですが、とても遅いです。
元のヘッドの形状があれだと、加工素材としても不向きにみえます。
このヘッドは、無加工ポートくらいでしか使えないかもしれませんね。
 
イメージ 21
となると、手持ちの使えそうなヘッドは、上の55φのしかない…。
あるいは、チャーモ無加工ヘッドを自分で加工するとか。
ロンクラで、ボアより小さいヘッドを使うのは
ちょっと気が引けますが、他にいい案が思いつかないので、
今度55φのヘッドで試してみます。
 
それじゃ、また!