BWS100 ボスワッシャーをいっぱい入れると幸せになれる?

どもども、実験マニアことタマケンです。
 
相変わらず、そこそこ走る仕様ではどうしてもデトネが頻発してしまい、
ぬあわは半分諦めました。何とか一度出せるかもしれない領域までは
入ったこともありますが、それだとデトネを無視しながらの走行になり
焼きつきの危険度が高いです。
 
一発くらいはぬあわが出るかもしれませんが、デトネ無視の時点で
街乗りバイクとは呼べないだろうし、ぬあわの前に焼きつきの方が
早い可能性だって十分ありますので、ナンセンスかと。
 
それで、グランドアクシス系の点火に移動するまでは
目指さない!ぬあわなんとかにすることにしました。
といっても、Gアク点火に移動したところでデトネが止まるという
保障もないんですけどね(笑)
 
ちなみに、Gアクの点火系のパーツは大体揃いましたが(5FA ステーター、
フライ、2型ノーマルCDI 2個、デイトナ2型CDI <どれも中古笑)
こちらまで到着するにはまだ時間が必要なので、とても暇になりかけてる今頃です。
 
ということで、面倒な実験は僕におかませください。4VP実験代行です。
僕にできることなら何でもやります。手数料は無料です。
 
…と、ふざけたことはこれくらいにして、
BWSは普通に通勤の役割をしてくれればいいわけで、残りの時間は
部屋の掃除をしたり、普通に休んだり、アニメを見たり(僕はオタクじゃない、
語学のためだ)で平和な日々が待ってるはずでした。
 
しかし、前回の投稿でボスワッシャーを0.4mm減らしたら、
最高速が5キロ前後も落ちるという不思議な現象と遭遇してしまいました。
 
BWSは当分普通に通勤できれば、弄る必要なんかまったくないのですが、
気になるじゃないですかw
じゃ、やってやろうじゃないってことでやってみました。
 
ここでは詳しい仕様は書かなくてもよさそうですが、
一応簡単に書きますとSS真似事チャーモ56φ、
ベース0.95mm、ヘッド0.95mm(名づけてスクエアガスケット仕様w)
2.4mm掘り込みヘッド、スキッシュクリアランスはおそらく1.7mm前後w
といったところです。ポートは街乗りにしてはでっかいのに、その他の構成が
滑稽なほど微妙ですw
 
で、駆動は今年の私のSTD感覚で使ってる横綱90無加工(面取りのみ)
キタコタイプX90、デイトナベルト、亀8トルクカム無加工立ち溝+
0.5mmオフセット、ガレージミサイル芯だしクラッチ(重い)、ノーマルアウター
 
といった感じです。
 
さて、ボスワッシャーの厚みだけを変更して、3回走らせてみました。
一応テーマはちゃんとあり、「どれもフェイスタッチするという条件で、
ローラーガイドはなるべく使った方が良いか?」
といったところです。
 
しかし、駆動で実際フェイスタッチするかどうかは、ケースに小型の高性能wの
カメラでも設置しない限り、見極めるのは難しいと私は思っています。
いくら最高速に近いところまで全開しても、アクセルから手を離す瞬間、
トルクカムの作用で一瞬ハイギア側に移動するかも知れないからです。
 
ま、ここら辺、私も詳しくないのでこれくらいにしておくことにして、
とりあえずはプーリーの中央部のマーキングが消えたらフェイスタッチした、
ってことにしておきたいと思います。
詳しい方はどんどん突っ込んでください。私の勉強にもなりますから。
 
 
さてと、いつもの上り+下り+短いトンネル下り+短い平地に近いトンネル
といった複合ステージに行きました。
 
実験ですので、なるべく同じような条件にした方がいいでしょう、ってことで
少し悩みました。
 
主には下記の2点です。
 
・順番はどうするのか?
・エンジンが熱くなりすぎると不利にならないか?
 
上記の2点は同じような悩みです。
エンジンが熱くなったら、どっちかというと不利になるのであれば、
1本目の方が有利ですね。
 
ならば、前回の記事で、最高速が出ない傾向であった短いボス仕様は、
1本目にするべき、と考えました。
 
この、複合ステージは家から4キロくらい離れています。
なるべく徐行して、エンジンが熱くなり過ぎないように走りました。
どうせ完全に同じ条件を作れないのであれば、一番不利かもしれない仕様を
1本目にして、アドバンテージを与える。といった感覚です。
 
そして、どれも駆動系を取り替える時間を含め10分休ませました。
 
さて、本当はワッシャーの長さとボスの長さと合わせて
「合計の長さ」を表記すべきだと思いますが、今、どのボスが入ってるのか
忘れましたw
 
たぶん横綱付属ボスとは思いますが、時々38mmのロングボスも使ったり
しましたので、不明です。ノギスを持っていくのを忘れました。
ということで、ワッシャーの長さだけを記入しておきます。
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<追記>横綱付属ボスでした。
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なお、BWS100に90式のプーリーを流用していますから、ランププレート
の奥はオフセットされてます。ボスワッシャーを大幅に替えると、オフセットも
替えなきゃいけませんね。すると、変数が増えちゃうので、フェアとはいえない
かもしれません。
 
ということで、1本目では亀やBMFの等で発売されてる3mmのクロワッシャー
(アルミじゃない方)をフェイス側に入れました。2本目と3本目はノーマルです。
よって、違いはボスワッシャーだけと言えます。WRはどれも6.75gです。
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<追記>
今回の実験は高速側を確認するのが目的。
フェイス側にクローワッシャーを入れるとフェイスの位置が変わってしまいます。
そうすると、高速側でプーリーの位置が変わってしまうので(1mmの分
奥で変速終了)むしろこっちの方がフェアとはいえないかもしれませんね。
 
むしろ、ランププレートの奥に1mmの分をオフセットさせるべきでした。
わたしとしたことが・・・。
ま、いつものことですけどw
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ちなみにワッシャーは3種類を使いました
モノタロウシムリング 1mm 2枚
モノタロウシムリング 0.3mm 1枚
90201-166L3ノーマル(青) 0.6mm 1枚
です。どれも精度は良い方だと思います。
 
さてと。やっと本番です。
1本目を走る前に、マーキングしておきました。
イメージ 1
イメージ 2
上記の画像は1本目の仕様である、「ボスワッシャー1mm仕様」です。
 
1本目:ボスワッシャー1mm
125@9110に見えました。
変速終了間際で、回転数の落ち込みがかなりひどいです。
 
もう、何日前にボスワッシャーを減らして一度やられたこともあり、
「これ、マジで抵抗っぽいぞ」って感じがしなくもないです。
不吉な予感がしてきました。
 
イメージ 3
イメージ 4
上記の画像は1本目の走行の結果です。
 
さて、次。2本目では今回の実験の中でもっとも長いボスの仕様です。
この駆動ですと、普段は2mmだけ入れますが、2本目では2.3mmを入れました。
 
イメージ 5
2.3mm入れたときの様子です。
スタートでボスに当たるか、あたらないかギリギリなラインに見えました。
 
2本目:ボスワッシャー2.3mm 
129@9560に見えました。
…ったく、WRを弄った覚えはねぇってのに、変速回転数が勝手に
上がっちゃってます。これは変数とみた方が良いでしょう。本当はWR変更してでも
変速回転も同等にすべき、と個人的に思ってます。ややこしくなりました。
(てか、変数より適切な訓読み的なもっと自然な日本語がありそうなんですけど、
思い出せません。不確定要素。これは意味そのものが違うなw
そもそも訓読みじゃないしwうーん。思い出せそうで思い出せない。
私の日本語の上達のためにだれか教えてくれませんか?変数で十分自然??
どうも、外国人の言い方のような気がしてならない。外国人じゃないつもりなのに)
 
これも、変速終了間際で回転数の落ち込みは、そこそこひどい方だと思いますが、
変速回転数が高くなった分、何とかパワーバンドは維持してるって感じです。
乗ってるとき、1本目ほどの違和感はなかったです。
 
ま、それはそうと。誤差範囲とはいえない数字がまた出ちゃいました。
実験をやる前までは8:2くらいに、壁タッチなんか「関係ねぇだろ」と
思ってましたが、5:5程度になりました。
「さっぱり分からん」とw
 
この時点で抜け穴としては
 
・「本当にフェイスタッチするのか」→現在私の仕様だと、上が回らないので、
ローの方が逆に有利かもしれない。
 
・「変速回転数を同じに設定してもか」→変速回転数が違いますね。1本目の
仕様で、2本目のような回転数に設定し、それでも最高速が出なければ、
少なくても私の今の仕様では「ボスはギリギリ長い方がいい」という
疑惑がさらに濃くなると思います。
 
この2点ですかね?
同じ日の撮影でしたので風の影響や気温差も比較的に少ないと思います。
無視していいかもしれない。偶然が2度も連続で出たとは思えないです。
あとは、KN90フェイスでも試してみて、本当にローが最高速がでる傾向か
も確認した方がいいかもしれません。
 
さて、難しいことはさておき。
2本目の結果です。
イメージ 6
1本目より明らかに薄いタッチ根ですね。ボスの様子からして、ベルトはボスに
あたらなかったと思う?そおか。ベルトを確認すればいいかw
忘れたw
イメージ 7
マーキングはもっと下にするべきだったかな?
こんなの初めてだったから知らんかったww
 
さて、3本目。ボスワッシャは1.6mm仕様です。
この前の記事で最高速が出なかった時の仕様と同じですが、
ヘッドガスケットを0.35mm増やし、MJを#135から#132に下げましたので
状況は少し違います。
 
3本目の走行後、そのままおうちに帰りましたので、写真はサボりました。
 
3本目:ボスワッシャー1.6mm
126@9090でした。
 
 
1本目(1.0mm) :125@9110
2本目(2.3mm)  : 129@9560
3本目(1.6mm) :126@9090
 
1本目と3本目は誤差範囲だとして、2本目は明らかに違いますね。
解釈は皆さんに委ねることにします。
 
ちなみにこれらの数字は、ハイグレ+G03でもデトネ無しのまま楽勝で
出る数字だったり笑
 
皆さんもやってみましょう!!!
そして、勇気をだして、ハツコメしましょう!!!!!!!!!!!!!
「このいんちき野郎が、最高速落ちたじゃねぇかよ!」とか何でもいいですw
 
といっても、僕はアニメオタクでもなければ、
かまってちゃんでもないので、別に無コメントでも拗ねたりしません。
 
まあ、セオリーとしては逆のはずです。逆って言うか、ベルトの長さや、
フェイスタッチ状況等に影響されると思います。私の場合、EGそのものの
力が足りないという可能性だってなくはないかもです。
 
さて、どうせ暇だし、続きもやっちゃう?
この辺でやめる?(笑)
 
<追記>
ワッシャー入れすぎによるローラー外れや、スプライン&ネジ山痛め等の
トラブルに巻き込まれる恐れがありますので、しっかり対処できる方のみ
自己責任でやってくださいね。ほどほどにw
イメージ 8