BWS100 不良チャーモ焼き付き

 
検索でヒットされて入ってくる方もいらっしゃるので、変なことを言っちゃ
いけないとその日は伏せておきましたけど、実はびっくりボックスの
ちょっとしたレビューを書いた日焼きつきました。
 
具体的にはこの動画を停止し元の位置に戻る最中に焼きつきました。
 
この時はびっくりボックスを取り付けて、「確実に濃いところを確認」せずに、
「#145なら薄くて焼きつくなんてありえないだろ」と考え一発でセッティングしました。尻は違えど直前の横穴チャーモでは、PWK28直で大体155~160あたりでセッティングが出ましたしね。まぁ、、圧縮も違いますけどw
 
普段ちょっとやばいセッティングかもな、と自覚がある場合や連続で2~3回以上最高速アタックをした後には、元の位置に戻る時には徐行しています。
 
このときは「一発セッティングだった」ことと、「スカートが曲がってる上に
排気ポートの下側あたりのクリアランスがキツイ、つまり真円度の出ていない」疑惑のある不良シリンダーだったため、もちろん徐行しました。もちろんどちらも
修正はしておきましたけど、執刀医のおえらいお方はとってもお胡散臭いお私ですし、スカート調整は慣らし走行後の点検の段階で間違いなく失敗したってことがわかりましたしね。
 
しかし、、、よりによってこの時、普通に徐行している私の前をブイ125が
全開かそれに近い開度でパスして行ったんですね <音と抜かれたスピードから判断
このときの私はびっくりボックスの性能に素直に感心したばかりで、心がちょっと高ぶっている状況でした。平常心を保っている普段だったらそういった煽りに付き合ったりしません。相手がブイ125ならなおさらです。
 
ですが、そのときの私はちょっとやりたい気分だったので、
「ちょっと付き合ってもらうぞ」と全開で追いかけました。
ほほう、全開かそれに近い開度で追いつかれた分、追いつくのには思ったより
時間がかかりました。普通に早いじゃんブイ125と関心しながら、
たしかメーター読み80~100前後で追い返したんだと思います。
 
が、メーターよみ110~120のあたり。これ以上やると、元の位置に戻るのが
面倒になるので、これくらいにしとくかとアクセルから手を離そうとした刹那、
いきなりエンジンストップ。
焼き付きです。異変に気づいたときには既に何もかも終わった状況でした。
 
つまり、「全開走行中の焼き付き」でございますね。
私の場合、パーシャルや減速中に焼きつくことは過去あまりありませんでした。
いつものパターンです。
 
というか、大昔v100では大体3~6ヶ月に1回は焼きついたりして、そのときの
パターンがこういう傾向であったという話で、BWS100では焼きついてエンジンストップ、って経験は少ないんですよ。 
でも、BWS100での焼き付きも記憶にあるのはほぼ全開中だったと思います。
私の友人の場合はパーシャルというか、全開直後、減速中に焼きつく場合がほとんどだというので、これから私はどうなるかはわかりませんけど。
 
それはともかく、焼き付きました。
えーと。メモによると慣らし運転を終了としたのがメーター読み29306で、
上記の動画の録画が終わった時点が29364。
元の位置までは大体2キロ以下で、ブイ125とちょっと遊んでやったので
普段とは違うところでUターン(爆)
それも考慮して、多く見積もってプラス3キロにすると、29367kmで焼き付き。
 
29367-29306 =61km
 
新品尻を買って、10時間くらいポート加工して、130キロも我慢しながら
慣らし運転をして、61キロ走って焼き付き。
 
…僕は怒っています。
毎日毎日フテ寝の二度寝するようになりました。
 
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4枚画像を何枚も貼ってもいいんですが、いらないっすよね。
重いブログにもうんざりしてますので普通に傷のある画像だけ載せましょう。
 
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前回慣らし点検の時にしといた面取りなのか、
リングが引っかいた傷なのかようわからんのですw
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↑これが慣らし点検後ペーパーで面取り修正した時の様子。
 
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結構な勢いで修正しといた箇所です。まだアタリが強いですね。
ひょっとして、修正したらもっとひどくなったりする?w
 
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ケチって中古リングを入れて正解でした。
もっともっとケチる方法もありましたが、、、そうすべきでしたw
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焼きつきとセットで現れるプーリーフェイスの溶け。
 
こんな感じですかねー。
 
正直、直接シリンダー周りを見てもこれがセッティングによる焼き付きなのか、
腰上のプロフィールによる焼き付きなのか、どっちもなのかよくわかりませんでした。
 
良い方向で考えると、どの道どうしても焼きつくシリンダーだった場合は、
早く焼きついてくれた方が私も変な尻に惑わされないので助かります。
ただ、これ。走りそのものはまんざらでもなかったんですよね。
少なくても、直前の横穴チャーモみたいに高回転寄りでもなく、セッティングも
やりやすかったんですけどね。最高速も同等以上な感じでしたし、ね。
 
あと、このシリンダーを取り付けてからバイクの振動が結構ひどくなりましたね。
僕の感覚では「BWS100のガソリンタンクを壊しかねない振動」でした。
訳わからんですよねw
 
メモにはこう残っていました。
 
・慣らし運転ではまったく気づかなかったというか、振動が増したことに気づき、
ゆっくりアクセルを開けて確認してみると、8000RPM以下ではほとんど違和感が
ないことがわかった。
 
・8000RPMアタリから妙に振動が増え始め、8500からはちょっと気になるほど
振動が増える。
 
・9120RPMあたりからはありえない振動とまでは言わないが、普通じゃない振動を伴う。感覚的にはマフラーのボルトが緩んだ時と振動の具合も、程度も似ている。
しかし、マフラーの周りを点検してみると、すごく普通で正常と判断。
  
 
ハイグレ56に戻り振動は消えました。キャブもPWK28からKOSO34に変えた
訳ですが、それが原因とは考えにくいです。
たぶん勘違いではないと思います。大げさに言うとお尻がかゆくなるほどの振動でしたしね。
 
スカート曲がりによるピストン首振り増、、それが振動という形となって現れた。
なんとま、シュールな話ですわ。
よく分かんないんですけど、ハイグレ56に来た今は別に問題ないのでイイことにしときます。
 
さーて。この尻はどうすればいいんだろうか。
とりあえずは放っておきます。