G03もどきであがく~直キャブ選手権開始~

G03もどき装着
上記の記事の続きです。
 
前回は、
PWK28 5本挿し #50 N80F3 #138 
横綱90 中華100フェイス0.4mmカット 4mmオフセット 1mmボスワッシャー 6.75g DFGPベルト キタコトルクカム0.7mm 4VPセンスプ 5HKノーマルクラッチ KOSOアウター 
 
という構成で
129@8960 GPS118.8
 
MJだけ#132に落として
130@9030 GPS118.8
 
という結果が出ましたね。ここまでが前回のセッティング。
 
で、メインジェットは少々マージンをとって、#135に決定。
WRは6.75から6.5gへ。理由はG03の場合腰上の構成によって
昔は8600そこらへんでパワーが出ることも多かったのですが、
ポート加工を繰り返し、近年は(といっても去年)8800~9000でパワー
が出たことも多かったからです。
 
*1本目
前回の最後のセッティングから
#132→#135、6.75g→6.5gへ。
前回と同様DFGPベルト、中華0.4カットフェイス駆動。
 
ちなみに今使ってるDFGPベルトは764mmと相当短いベルトが当たり、
幅はまだまだ16.2mmほどありました。
 
(´・ω・`)
128@8970 GPS118.81
でした。
 
(´・ω・`)
↑こいつを出した理由
1)9000狙いでWRを軽くしたのに、変速回転数にほとんど反映されず。
MJを1ランク上げたからか?全てが帳消しw
ひょっとしたら、、、G03もどきでは8600あたりがおいしい、ってエンジンになってるかも。
 
2)誤差範囲ではあるが、最高速は出ない方。
まあ、いいです。最終的にはエアクリ付きで133、直で136を狙います。
 
イメージ 1
かすかですがバコマありです。
イメージ 2
フェイスタッチもありです。
 
ベルトを使い切り、ついに駆動を征服致しました。
ええ、微妙な走りですがw
 
*2本目
ハイグレ56さらに改を使っていた時から、駆動はハイにした方が良い結果に
つながることが多かったのですが、今はRUIMA56仕様ですし、マフラーも
VER2ではありません。
 
では、ちょっと回してみます。
中華0.4カットフェイスから、無加工フェイスに変えます。
 
128@9380 GPS117.9
と、回転数は400RPM程度上がりましたが、最高速の変化は見られずでした。
 
駆動を確認してみると。
 
イメージ 3
イメージ 4
あり、ありでした。
しかも、バコマに至っては0.4カットフェイスより鮮明でした。
???
これは面白い。
 
DFGPベルトで
ハイグレ56さらに改 RPMマフラー 無加工フェイス バコマ無し
ハイグレ56さらに改 RPMマフラー 0.4カットフェイス バコマあり
RUIMA56 RPMマフラー 無加工フェイス バコマ無し
RUIMA56 RPMマフラー 0.4カットフェイス 「バコマ無し」
RUIMA56 G03もどき 無加工フェイス 「バコマあり」
RUIMA56 G03もどき 0.4カットフェイス バコマあり
と。
念のため、過去の記事を漁ってしましたが、上記の6パターンは全て
確認が取れてます。
 
とりあえず今は、「そんなこともありえる」と認識しておくことにしよう。
そういや、ちょっと違うかもしれないがすごいパワーの出る車両は
ボスをあんまり長くすると変速終了時点でなんらかのトラブルが発生するとも聞く。
これと関係あるのかな?
 
ところで、いきなり口調かえると変なやつに見えます?w

さて、1本目と2本目は回転数の変化はありましたが最高速の変化はほぼ
なかったので、今度はもうちょっと思いっきり回してみましょう。
ですが、今回は同じ素材ではないです。無加工よりも引っ張らない
フェイスは私には作れないので、素材の違うキタコタイプX90用フェイスを
利用します。
 
ざっと9800くらい回るだろうか?
 
*3本目
中華無加工フェイス→キタコタイプX90用フェイス
(4mmオフセット→4.6mm、ボスワッシャーは1mmのまま)
 
(´・ω・`)
126@9560 g114.3でした。
 
うわ、思ったよりローでもないですね。
中華無加工よりほんの少しローみたいです。
 
と思いきや、MAX回転の上昇は少なくても、最高速まで下がっちゃったので、
やっぱりそれなりにローってことか。ま、いづれまた試すチャンスがあるだろう。
 
ふぅ~。にしても思い通りにいかず。
ひょっとしてメインが少々濃い??そんな~前回、#138でも#132でも最高速はあまり差がなかったのに~
とにかく、しょんぼりして、駆動確認せず家に帰りましたw
 
DFGPベルトでの駆動は、無加工の中華フェイスで既に使い切ってるように
みえましたし、あまり引っ張らない駆動にしても良い結果は出ず。
マフラーを含む今のエンジン構成そのものがダメな気がして来ました。
普通にやばいっすw
 
それでも、DFGPベルトでの駆動は久しぶりだったので何かにすがりたい気持ちも
あり、今度はデイトナベルト・ノーマルベルトでテストしてみることに。
まぁ、RPMマフラーで、デイトナベルトとDFGPベルトではあまり差がないことは
既に確認してますし、どっちかというとDFGPの方が最高速は出たかな?
って感じだったので、あまり期待はできませんでしたけれでも。
 
*メモ:RUIMA56@G03もどき、PWK28、DFGP仕様では
無加工フェイスか0.4カットフェイス辺りでよい結果が出たのである。
 
さて、日付は変わりますが、内容そのものは続いてますので、
4本目と書きましょう。
 
 
*4本目
DFGPベルト→デイトナベルト(16.6mm 769mm)
キタコタイプX90用フェイス→0.7mmカットフェイス(中央36.5mm、僕の持ってる中華フェイスの中で最大引き量を誇る。もうちょっと慣れてきたら36.5mmフェイスと改名する予定ですw)
 
オフセットはDFGP@中華フェイスでのと同様4mmで、横綱ボスにワッシャーは
1mmと、これも同様。ベルトの幅が違うのに、同じ構成?
0.7mmフェイスには溝がないです。あ、いや、本当は計算するのが面倒でしたww
ストローク量は変わるでしょうが、DFGPベルト固定の時もフェイス変えるたびに一々調整しませんでしたね。とにかく、今は微調整の段階ではないので適当に割り切ります。
 
あと、今主に使ってるベルトではDFGPが一番WRが重く出て、
次がデイトナ、そして5FAノーマルベルトの方が一番WRが軽く出たという
メモが残ってましたので、WR6.5から6.75gへ。
これ、ベルトの鮮度や色んな要因で変化するものだと思いますのであまり参考にしないでください。
 
…MJ絞りたくて絞りたくてしょうがなかったのですが、我慢しました。
期待より最高速が出ないだけで、濃い、濃いって感覚はまったくなかったので。
 
130@8930 GPS126.0(嘘つけw)でした。
 
#135で初めて130ケロです。
これだ、このやろう!!!と叫びたかったのですが、やめました。
だって、去年はG03ポンでも132出たんだもんw
その時もうちょっとがんばればよかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 
 
あ、DFGPベルトでのセッティングより0.25g重くしても変速回転数そのものは
DFGPより高く出る、9000超えるかも!と予想しましたが、普通に外れましたw
おっかしいな~DFGPベルトを付けてWRが相当重く出た、って記憶があるのに~
ま、気のせいですきっとw
イメージ 5
タッチあり、バコマ無し。
ここからは全てタッチアリ、バコマ無しといったパターンです。
特に表記がなくてもそんな感じだと思ってください。
 
デイトナベルトではDFGPと違う結果が出るかも知れませんので、
ちょっとここでも念のため回してみます。
 
*5本目
0.7カット中華フェイス→0.4mmカット中華フェイス。
オフセット4mm→3.6mm、横綱ボスに1mmワッシャー→1.5mm
 
あんまり動画をアップするとブログが重くなるので5本目はリンクで代替。
128@9000 GPS 121.5(嘘付けw)
 
デイトナベルトでも思いっきり引っ張ってくださいってか。
まあ良いです。#135、DFGPベルトでは一度も130が出なかったので
今の仕様ではデイトナベルトの方が同等以上に良いと判断して割り切ります。
 
次はノーマルベルトです。デイトナベルトであまりWRが軽く出ていなかったので
6.75gのまんまで行きます。
 
*6本目
デイトナベルト→ノーマルベルト(17.2mm、771mm)
0.4カットフェイス→0.7mmカットフェイス(つまり、4本目と同様結構引っ張る駆動)
オフセットは4mmボスワッシャーは1mmその他WRなども全て5本目じゃなく、
4本目と一緒で、ベルト違い。
 
(´・ω・`)
127@8800 GPS117.0でした。
 
最高速はまぁ良いとして、
回転落ちがそれなりにひどいです。前々からおもうたけど、このベルト新品時から既に逝かれてんじゃねぇの~?w

回転落ちも想定しWRを軽めにしてみるとか、ノーマルベルトでも回すフェイスを
使ってみるとか、一応そういう考えをしたりもしましたが、今はたぶんそれが重要じゃないです。ちょっとさびしいですがノーマルベルトはここで終わりにします。
 
イメージ 19
 
さて、これでちょっとは見えてきました。
これ、駆動でなんとかなるようなものじゃないです。
私よりうまい方が弄れば多少は伸びるかもしれませんが、
少なくても私のやり方ではこっからはどんだけがんばっても132の壁は
超えられない気がします。では、何が問題か?
 
 
・腰上の構成がイマイチ
→対ハイグレ56さらに改と比べると・・・
ポートタイミング(こちらの方がロー)か、通路&フランジの大きさ(こちらの方が小さい)か圧縮(こちらの方が高いが、、、それほど違うのかな?)が有力で、、
あとは、ちょっと「漏れ」が気になるところ。犯人はだれだ?
いや、でも圧縮を落として最高速が伸びたって経験は今までなかったはずで…
まあいいw
 
・てめぇが勝手にG03に恋してるだけで、G03ってもともとそんなもん。てか、ポンでの132マグレでお前の思い出は相当美化されてる。第一G03もどきだろ?
→しょぼーん(´・ω・`)
我ながら酷いw
 
・最近追ってきたポートは基本VER2で試してきたものばかり。G03向きのポートとVER2向きのポートは違う。
→ええ~~そんなぁ~!ノマフとVER2ならまだしも、
良い腰上はG03でもVER2でも早い・・・と信じるw
 
・キャブセッティングが下手すぎ、あるいはこのポートはKOSO34に向いている。
→いや、良い腰上を持つエンジンはノーマルキャブでも普通に早いから、って
言いたいところだが、、そういや、ハイグレ56さらに改も確かに、PWK28ではそんなに元気って感じではなかった。 対サビチャーモw
 
・湯面
→そういや、PWK28の漏れに悩まされて、不器用な僕が不器用なりのがんばって
ボディーをOHし、さらにフロート(バルブではない)をOKO30のものを流用したんですね。それで漏れは完全に止まりましたが、これがOHによるものかフロートによるものかわからず。ということで、7本目からはフロートをPWK28純正品を入れました。

・不安の残る尻
尻のスカート部だけがきつくて中古尻にCM56の「95」ピストンを入れてますが、
実は、95刻印ピストンは初めて。今までほとんど97ばかり使ってきました。
そこらへんもパワーに直結したりするのかな?
いや、、、なんか言い訳っぽくなってきたww
 
と、いろいろ邪推したところで答えは出ず。
KOSO34を取り付けて走らせたい気持ちは山々ですが、、、
イメージ 6
時間がない(爆)
折れました。ええ、僕の心がw
 
これは、溶接補修された中古マフラーで
「補修されたからもうちょっと長持ちするかな?」って期待したわけですが、
完全に裏切られました。せいぜい200キロは乗っただろうかwwwwww
 
というわけで、PWK28@G03の最後の足掻きをします。
直キャブ選手権でございます。
 
エアクリ付きで行われた予選ではデイトナベルトが優勝しましたので、
直キャブ選手権ではデイトナベルトのみが出場を許されます。
 
直では少々WRが軽く出ることを予想し、駆動は4本目とまったく同じ構成で
走ります。つまりは、私の持ってる一番引っ張る中華フェイス(0.7mmカット)
デイトナベルトのコンビです。
 
キャブセッティングはMJのみで調整します。
 
エアクリを取っ払い、まずは#158を入れてみました。
まったくダメです。大体#13絞れば、つまり#145って当たりでよいセッティングが出るだろうか、って感じ。
 
次、念のため#150を入れてみます。
まったくダメです。ちょっと予想外です。一発でわかるほど濃いんです。
直前のセッティングが相当濃いセッティングだったので、長めの距離を走り、
わざと比較的薄い半開程度を維持して走ってからいきなり全開しても、
濃いのがわかります。
となると、138~140あたりかな・・・と、思いながら#145を入れてみました。
 
よーし。とりあえず#145でちょっと走ってみるだけじゃ
「これが濃いめなのか薄めなのか俺にはわからない」って走りになりました。
 
では#145からスタートです。
これまた日付は変わりますが、内容は続いてますので、7本目としましょう。
なお、ここからはトンネルではないコースです。ええ、直ではこちらでやります。
うるさいんで(爆)
 
 
*7本目
PWK28直、#145 0.7カット中華フェイス、デイトナベルト
 
128@8850 g117.9
 
ここはスタートから700メートルまでは平地。だからか?
トンネルコースより回転落ちが目立ちます。
 
とりあえずは、まぁまぁな成績。136ケロとか出なくていいから、
次で3~4キロは上がってくれよ、と#140を突っ込みます。
にしても、いくら真夏だとは言えPWK28直で#140か。
プチタマケン車両@OKO28でも直だと大体#145前後だがw
ま、去年よりSJが大分上がったのはありますけどね。
 
*8本目
#145→#140
129@8980 GPS118.8
 
あ~もう!!
心が折れました。
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マフラーも完全に折れました。
 
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RPMマフラーで散々ガスケットズレに悩まされましたが、
今回はすこ~しズレただけです(G03は丸いガスケットを入れる溝があります)
 
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最後の二枚はG03もどきを取り外す直前。
 
それにしても、どこから漏れてるんだ???
 
この尻の穴は一箇所で、溶接補修に保険としてパテ補修済み。
マフラーガスケット~排気ポートの出口の間なら、フランジ式である
VER2で完全に解決できるはずで、それなら助かるんだが…。
 
オマケ
 
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G03もどき
 
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RPM
 
サイレンサーの外周はほぼ一緒ですが
 
ノギスでエキパイのいろんなところを測ってみると、G03の方が一回り大きかったんですね。
 
で、
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RPM管、下G03もどき
誤差が出やすいところではありますが、ステーの取り付け部の下だけ外周を測ってみると、やっぱりG03もどきの方が太かったです。
G03が微妙に早いのはここら辺も絡んでいるのかな?
 
とはいえ、音量を考えるとRPM管もアリです。
ポートやエアクリも影響しますが、G03からは本格的にうるさくなるんで。
  
と、G03もどきは僕の心と同時に折れましたので、VER3を取り付けました。
 
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あ、間違った、VER2でした
 
さて、、、こいつで、エアクリ付きで最低でメーター読み132~134位は出てくれないとちとマズいです。G03もどきの記録は一発でぶっちぎってくれ