2017ポート RUIMA56(TD)
こいつって、めっちゃ下手なのに毎回毎回ポート掘るんだよなww
というメッセージーを去年たくさんいただきまして、
最近はあまりポートを掘りませんでした。
ですが、2017ポートがないとやっぱり寂しい。
ということで、去年の冬から密かにポートを掘ってました。
何回か完成→修正を繰り返し(テストはしていない、気が変わっただけw)
ようやく、テストする気になったポートが完成致しました。
素材はTD56です。タイダだかなんだかとても怠けてそうなメーカーのです。
でっかい61mmシリンダーを発売したり、CM59mmのピストンもあったりと
不思議なメーカー。
で、この尻はつるっつるのピッカピカなホーニングが目立ちますが、
普通に鉄製ですw
ポート加工後、パーツクリーナーで拭いたら薄いサビが発生しちゃって
ペーパーで軽くホーニングし直し、結局は普通のシリンダーになりましたが(笑)
あと、TDとはいっても、私が見るにはRUIMA尻に見えます?
正確に見比べたわけではありませんが(笑)

一度はこう面取りまでして、完成させたつもりでしたが、
最近自分のヘッドのラインナップがやや豊富になって、
もっとハイポートしたいなぁーという欲が…。
でも、その後確かにハイポート化はしましたが、通路側は上側をちょっと
修正しただけなので、まずはこの時点での穴具合の画像を載せます。
穴を塞いでからハイポート化しましたので。
あ、ご覧のとおり、コンセプトは掃気が開くところからはやや不自然なくらい
弦長を短くする、これ一点でした。







いやぁ、通路側は個人的にはでか過ぎず小さすぎずとまとめたつもりですが、
RUIMA尻で、良く穴が開くスポットはほぼすべて穴が開いちゃいました(爆)



掃気の入り口の付近は「やる気あるんだぜ?」と見栄を張っておきました。


掃気の入り口は無加工。ジェットポートだけ修正しました。


溶接の方はポート加工前に、兄さんに頼んでやってもらいました。
にぃさんは3ポート尻派で、RUIMAで穴を開けながら加工したことは
たぶんないと思います?
ここまでせんでも良いのに~~~と思いつつ、感謝の気持ちをこめて
スクーターチャンプ2017をプレゼントしました。
え?安すぎ?(笑)
と、溶接で対応できなかった箇所と、溶接のところは
保険の意味でGM-8300で埋めておきます。
…しっかし、溶接ですが、やっぱり私の監督下でやってもらうべきでした。
溶接をやりすぎて、スタッドボルトの穴のところが曲がったか、
穴が開いて溶接ウンコが混入したのか、シリンダーがうまく入りません!
無理やり入れることは可能ですが、そうしますと抜くのが大変です。
パイプを入れるとなると、車載では到底抜けそうにないくらいOTL
まぁ、いろんな方法で何とかスタッドボルトがスムーズに通るようには
しましたが、スタッドボルトの穴が随分不格好になり、穴も広がりました・・・。
やっちゃったのは仕方がないので、それではハイポート化&穴の仕上げです。

弦長は41.1mmの73.5%のイケイケ仕様です!
解禁!RS125をも超えるハイポートで勝負するのでつ!


暑くて、疲れててがんばれませんでした。
右が若干低く見えますが、見なかったことにします。



全体的に汚いポートですが、溶接部の付近は特に汚いです。






上は微妙に山形です。やっぱり右が下がってるw

RUIMAってここまでジェットポートが低かったっけ?
まぁ良いでしょう。

ポート宅急便です。
さて、2017ポートですが、今すぐに入れて試してみたいところですが、
ちょっとRUIMA56でまだやりたいことがたくさんあるので、
投入は随分先となりそうです <デトネに負けない限り
ハイポート&掃気が開くタイミングから排気ポートが不自然すぎるほど
弦長の低いという個性たっぷりな尻なのでこれはこれで楽しみです。
…ぶっちゃけむちゃくちゃ遅そうですね!