RUIMA56 ポートタイミングさらに改 お手並み拝見
プチ慣らし運転が終わりました。
TD RUIMA56仕様からこちらに来て、ポンで走ってみて感じたのは二つ。
まずは、なんだか下がほんの少し濃く出た感じ?
手軽なジェットニードルで対応しちゃいます
N80H2.3→N80J2.3
う~ん。悪くはないんですけど、下のまた下、アイドリングよりほんの少し上が
余計に薄く出る感じです。結局はN80H2にしましたが、これもまた微妙で
2.3に戻すかもです。
さてジェットニードルは妥協するとして、全開でWRが重く出ました。
9000とか9120とか9240とか変な数字が出ます。
ふうーん。正直WRは軽く出てほしかったのですが、まぁ良いでしょう。
重く出たんなら軽くして調整します。
5.25→5.083g
OK
なんかよくわかりませんが、9400は維持しているようです。
キャブのメインジェットは、#152か#155で一本目を走る予定していましたが、
現場で気が変わりました。TD RUIMA56と同じセッティング、
つまり#150を一本目とし、二本目で#152か#155を入れます。
理由は、今の仕様でも当然デトネが危険を知らせてくれると硬く信じたからです。
となると
上記の記事とシリンダー周り、WR、ジェットニードル以外は完全に一緒、
ということになり、主に腰上の能力の比較となります。
RS125のポートタイミングにもうちょっと近くなった君の実力を見せてくれ、
といいたいところですが、ちょっと便利なツールを利用して排気総角を調べて
みたところ、194.8という数字が出ました。
またRS125よりハイポートになってるやん…(笑)
でも、ベースを0.45→0.3mmに変えると掃気合わせも良い方向に行くでしょうし、
排気総角もRS125とほぼ一緒となる、、、はず(下の方をばっちり合わせることが
前提になってるツールですから、既に誤差は出てるし0.3mmで下がばっちり合った場合の話ですがw)
しっかし、そうすると今度はスキッシュクリアランスが0.7mmちょっとと相当やばそうな数字が出ちゃうし、ヘッドガスケットは既に0.5mm。0.6とか0.7とかもってない…0.35mm二枚重ねなら何とかなりそうだがあまりやりたくない、と。
さて、またアホみたいに独り言が長くなりました。
早速走ってみましょう。
大名乗り
TD RUIMA56 (ベース0.45 ヘッド0.5 ガレージミサイル56 2.4mmヘッド 0.9mm)
→RUIMA56ポートタイミングさらに改(ヘッドやガスケット類及びスキッシュクリアランスは一緒)
排気総角 約196.3度→約194.8度
KOSO32
3KJ似エアクリ 5本挿し #45 N80H2.3→N80H2
キタコタイプX90用フェイス
奥4mm 横綱ボス + ボスワッシャー 1.2mm
→亀8トルクカム、5HKクラッチ、KOSOアウター、オフセット及びセンタースプリングは同じもの
マロッシハイギア(9.26) リアファイヤー 130/60-13
KOSO軽量ファンっぽい重量ファン
34用自作加工マニ
POSH CDI MAP2
VER2
えーと。今はDFGPベルトに亀8トルクカム仕様に34mmフェイス。
前回TD RUIMA56仕様では
DFGPベルトに、キタコトルクカムに32.5mmフェイス。
133.4@ 10180
亀8トルクカム仕様、34mmフェイス(荷物で伏せ方が若干不安定)
132.2@ 9940
随分と手抜きなテストをしたもんで、ハードルは相当低くなりました。
DFGPベルトでは133.4を確実に超えればとりあえずはOKですね。
…んなもん一発で超えたるわw
一本目
RUIMA56ポートタイミングさらに改
#150
中華4VPコピーフェイス中央34mm
5.083g
(。・ε・。)
133.2@ 9940
思ったよりWR重かったです。一発では無理でした。
最初9600までオーバーシュートして、9450まで一気に落ちて、
9310で落ち着くと思いきやまたさらに9260まで下がって、
やっとそこから回転数が上がり始めるといった変な走り。
変だなぁと思い、TD RUIMA56@亀8トルクカム仕様での動画も
参考してみたんですが、回転数がちょっと低くなってるし、上がり始める
タイミングがちょっと遅いだけでそんなに変わらないですね。
そんなことよりも、この尻をつけるといつも感じることですが、
全開で非常に静かです。いや、低回転で静かなのはある程度予想をしていて
「やっぱり~」って感じになるわけですが、全開の場合はまったく
予想していないんですよ。どういうことかというと、普通に何も考えずに走ってて、
「あれ???何で静かなの??あ、尻かー!」って感じになるんです。
ポート(出口の径と通路)が小さいとやっぱり音は静かになる傾向みたいです。
いや、当たり前なことかもしれませんがw
さて、では、私のやり方ですと、ここでキャブセッティング変更ですが、
気が変わりました。WRが重すぎな印象だったので、ここはあえて
WRを軽くして走ります。
2連続走りができるようなセッティングなのかも気になりますしね。
二本目
5.083→5g
133.8@ 9990
笑っちゃうほど軽く出ました。今度は若干軽い感じ。
そして、今回も回転数はやや下がり気味で不安定ですが、
まぁ一本目よりはマシになってるかな、って感じです。
で、最高速は0.6キロ上昇と。
トンネルに入る前までの加速で、一本目よりスピードを稼いでおいた
のが功を奏しただけ、という話ではないでしょうか?

マーキングは一番右。バコマ無し、タッチあり。
それはそうと、今回はデトネを鳴らさず二連続走りができました。
いや、それが普通といいますか、当然なことですが、最近はそうもいかなくってw
前の尻よりMJが濃く出たか、デトネが若干でにくい仕様になってるか、偶然か。
どちらかなんだと思います。もう少しセッティングすればわかることです。
さて、それではキャブセッティング行います。
#148と#152で結構悩みましたが、選ばれたのは#148でした。
三本目からは日付が変わります。つまり、今日のセッティングですね。
で、一本目の5.083gが重すぎ、二本目の5gが軽すぎ、、、てかw
0.8gじゃなくて、0.08gだぞおいw <トータルで言うと0.5g

普段携帯していない、5.25gをもって来ました。
僕は大変怒っています。僕を本気にさせやがってー!
これで、5.041gのセッティングが可能です。
そして!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! <君、そしてと言う時たまにキレるよね。なんで?w


中央33.5mmフェイスも持ってきました。
34mmフェイスと同じようなフェイスですが、ほんの少しローに出るはずですw
しっかし、今日は何も弄ってないのにWRが重く出ました。
回転数が安定していませんので、なんともいえませんが
大体9000~9400シフトな感じでした。
…5.083gが重すぎ、5gが軽すぎ、だから5.25を混ぜて5.041gを作る予定でしたが、
5gで既に重いとなると5.25の出番がなくなりますwww<5g未満は最近携帯しない
まぁ、とにかく、MJを#148に変えたのは走る直前だったので、
MJダウンでWRは軽く出てくれよ~って祈りながら今日の一本目、
今回の記事の三本目を走ります。
三本目
#150→#148
(。・ε・。)
125.2@ 9400
WRは全然軽く出てませんし、やっぱりといいますか、デトネです。
メモにはこう残ってます。
上り勾配を上りきる前後にして「カチャリッ!」という「これからデトネが始まるよ」という合図っぽい音が出たが、あまりにも音が小さいものだから確信は持てず。
それ以降もデトネっぽい音が出たような気はするが、どうも音が小さくリズムにも
乗っていなくてわかり難い。デトネが出るとしてもLV1の微弱なデトネだ。
というわけで、潔く全閉。そして、Uターンしピットに戻りながらまた全開して、
やっと「あ、これやっぱりデトネだわ」と確信。
だそうです。で、しばらく全閉にしてから、殿様に切り替え、全開。
デトネは止まったか、単に聞こえなくなったかは知りませんでしたが、特に
目立つ異音はしませんでしたので、何とか最後まで走り切れました。
距離不足、駆動キツ過ぎの悪条件で125.2キロ。
殿様用のセッティングをすると、130は無理でも128とか129とかは普通に出るんちゃいます?私の場合どうも10キロの差は出ないようです <ここ下りですよw
今度落ち着いたらやってみたいと思います。


あと、どうでも良いことですが、
実は#148と#150はメーカーの境界線でして、、、
#148以下はKの刻印が無く、#150からはKの刻印があります。
148は「148」150は「K150」と。
~148までのセットと、150~からのセットです。
厳密に言えば、どれもBGMというメーカーの物ですが、なぜか刻印が
違うからちょっと気になるんですよねー。京浜のものを揃ってみようかしら。
いっその事、背伸びしてFMJを買ってみようかな、なんて思ってたり。
まぁとにかく。
では、MJはウサギよく#150に固定。
今回持って来ました33.5mmフェイスを使い微調整を行います。
WRは携帯しているものの中では一番軽い5gで既に重いですから、
5.25gの出番は無し、5gのままで行きます。
四本目
#148→#150
34mmフェイス→33.5mmフェイス
134.1@ 10040
ふぅ、相も変わらずWRは重いといいますか、8000台まで下がりましたが、
何とか最高速だけは普通に良い方向に行ったようですね~
メモにはこう残ってました。
高速側での回転上昇がかなり気持ち良いものでござった、と。
…走っている時にはまさか8000台まで落ちているとは思わなかったもので。
いや、なんかクソ重いなこれwってのは知ってましたけど。
動画を見るに、中盤から後半にかけて、ざっと9200から10000まで
概ね800RPMも上昇したわけですから、気持ち良く感じるのも頷けます。
できれば、WRを軽くしてもう一本走りたい気分ですがね~
さて、とりあえず、DFGPベルトではTD RUIMA56仕様より良い数字が出ています。
が、TD RUIMA56@DFGP仕様では手抜きなセッティングをしてましたので、
デイトナベルトを入れてから同等以下か同等以上かを判断したいと思います。
「RUIMA56ポートタイミングさらに改」になる前、
つまりまだ「RUIMAポートタイミング改」だった頃と比較しますと
おお、DFGPベルトを使っていたようですね。
圧縮は多少下がったでしょうが、当時もヘッドやガスケット構成は一緒で、
最近気温の上昇はありますが、キャブも#45に#150と今とまったく一緒。
32.5mmフェイスを使ったようでここは今と違い、出てきた数字は133.5@ 10200
今回の方が駆動でもうちょっとがんばった気はしますが、
とりあえず前より良い数字は確保しましたので、良いことにしますw
<追記>
…あの時はまさかのデイトナ赤箱だったようです。
・デイトナ赤箱の成績
#155で 129.9@ 9880
#150で 133.5@ 10200
#148で 133.3@ 10200
・POSH MAP2
#150で 133.1@ 10120
#148で 134.5@ 10280
今の段階では
RUIMA56ポートタイミング改>さらに改>TD RUIMA56
MAP2同士では「さらに改前」に微妙に負けてるじゃないか…(爆)
圧縮のせいやー!



っと、DFGPベルトでの走りはこれくらいにして、デイトナベルトに移行します。
デイトナベルトの場合オフセットは4mm、ボスワッシャーは1.6mmをデフォと
しましたが、今回はオフセット3.6mm、ボスワッシャ2mmにしました。
どれも、フェイスの位置はほぼ一緒かと思いますが、プーリーにはもうちょっと
働いてもらうことになると思います。
そこに何かの意図があるわけではなく、気まぐれです。
それに合わせてトルクカムはまたキタコ製に変更。
WRはとりあえず5.75gを入れておきました。<5.5gだと10100シフトw
まだ走っていません。近いうちに走ってみましょう。

どうでも良い工具の紹介です。
このプーラーはおそらくキタコ製。長らくお世話になっております。
ドリブンを外している時はここにかけます。
チョーク延長用のステーですが、実は私。
BWSでチョークを延長したことは一度もなかったりしますw
「なのに何であんなステーなんか付けてんの?」というと…
なんか、それっぽくて、たまにはチョーク延長もしていそうで
かっこいいじゃないですかwwwwwwwwwwwwwwwwwww

普段はここ、アウターですね~
プーラーにいかにも便利そうな曲がり(オフセット)が入っているモノですと、
逆に両手で「デカイ鋏み」を持つような体勢になるか、
足(かかと周り。アキレス腱周り?笑)にかけるのが普通かな?
どちらも明らかに不便なので、あの迷惑なオフセットのない
フラッドな工具が良いと思います。

逆はこっち~



32.5mmはTD RUIMA仕様でのみ使用。
うーん。それにしても、DFGPベルトなどの短いベルトで使っている
亀8トルクカム一式(化されているもの)の方が、キタコトルクカム一式より
よく回ります。
ここら辺のベアリングが完全に逝かれると、高速でものすごい振動が出る
感じですが、実際、ここはスムーズに回るようなものが、
高速側で(コンマ一キロでも)影響が出るほど良かったりしますかね~
ちょっと気になります。
あと、長らく目を瞑っていたセンタースプリングを5FA1のものに交換しちゃうかも。
今は4VPノーマルのくたびれた中古か、私がBWSを買っていたときからずっと
使っていたものをいまだに使って来ましたが、どうも回転数が安定しなくって。
それと関係があるかどうかはわかりませんが、とりあえずWRは重いものが使えそうですw
うわ、超珍しく相当長くなりました。