カメ90プーリー



もうちょっと良い感じで使えないプーリーの候補としてカメ90フェイスが選ばれました。
このプーリーは数年前、ポート加工すらする前に1軍として活躍していたプーリーです。横綱90が二軍でしたね。
でも、時期的にポート加工をしてからなんだか変な挙動を取り始め、
3軍まで成り下がりほとんど使わなくなったプーリーです。
具体的に回転数ですね。回転数が大きく下がって、それからじわじわ上がるタイプ
なんですけど、じわじわ上がりすぎるタイプでして、WRを軽くできないんですね。
WRガイドやベルト面を目視で見た限り問題はなく見えましたが、何ででしょうね。
ともあれ、冬にでも戦力になれるのであれば、こいつの価値はまだあるってことなのでこいつで行きましょう。
まずは
オフセット6.8mm(このプーリー薄いです)
横綱ボス(ワッシャー無)
5.5g
4VP中華コピーフェイス無加工(30mm)
といったセッティングで走ってみました。
う~ん。なんだか8360RPMをよく見かけました。重過ぎみたいです。
WRだけ5.5g→5.16g
回転数はノーマルメーター読み90キロ超えで9120とか。ちょい軽みたいですね。
実速100も飛ばしてないのですが、フェイスタッチのマーキングは既に消えてました。
ふーん。いいでしょう。WRを少し軽くし、ボスワッシャーを0.5mm入れます。
大名乗り
FRCR56 ベース0.5 3.0ヘッド 0.35mm 1.17mm(推定)
排気総角 約193.5度
KOSO28 (KCR)
3KJ似エアクリ 5本挿し(KOSO仕様のと同じものではない。ダクトが小さい)
#50 N68C3 #148
デイトナベルト(16.9mm, 769mm)
キタコトルクカム 0.7mmオフセット、4VPノーマルセンスプ、
ヒロチー重量クラッチ、ノーマルアウター
マロッシハイギア(9.26) リアファイヤー 130/60-13
5SUノーマルファン
34用自作加工マニ
5FA-11(7mm) CDI
RPMマフ
一本目
カメ90プリ(オフセット6mm、横綱ボス+0.5mm)
5.16g→5.25g
中華4VPコピー無加工フェイス(30mm)
117.x@9470
9000までオーバーシュートして、すぐに8600あたりまで下がり
それから、回転数はじわじわと上がります。
一度も下がることなく9470までまっすぐ。
フェイスタッチは…忘れました(笑)
したと記憶してますが、もう三日も前のことなので…
メモも、画像も残っていませんでした(汗)
余計に回ることを想定していつものキタコタイプX90用フェイスより
キツイフェイスを入れておきましたが、それでも余計に回ってます。
よって、32.5mmフェイスを入れます。
二本目
中華4VPコピーフェイス(30mm) →中華4VPコピーフェイス(32.5mm)
0.5mmワッシャー→無し
オフセット6mm→6.5mm
*フェイスタッチぎりぎりかも知れないので、面研フェイスではワッシャー無し方向
119.7@9100
よーし。とても悪い数字ですが、キタコ100、横綱90以外のプーリーでは
ダントツでトップです。
(今の点火、横綱では123.1@9200でした)
ちなみに、6240あたりから始まりますが、全開です。
どうも横綱プーリーよりもオーバーシュートが早いみたいで、
もっと低速で全開しないとダメみたいです。
と、6240から9100までじわじわと上がりましたので、
加速はアホみたいですが、何とか最高速は出ました(笑)
それにしても、6240はおかしいでしょ、ということで、WRを軽くしてみます。
三本目
5.25→5g
118.2@9160
8500までオーバーシュート成功、それからいったん落ちますので、
何とか8000付近からスタートです。オーバーシュートさせないとこのWRでも
6000台とか見れます(笑)
再加速もダメです。WR重いだけじゃん?と思われるかもしれませんが、
軽くするとたぶん中盤からがダメになると思います。
と、8000付近から9150あたりまでじわじわと上がって、最後の最後の若干
落ちたりして結局9160付近で最高速をマークしたみたいです。
回転数が上がって、最高速は下がる。こいつはフェイスタッチ無しですな

冬には何もレースとかしませんので最高速はこれくらいで十分ですが、
再加速とかまったくダメなので
もうちょっとマシなだめなプーリーを探してみます。