ブルマチャーモ56 ポート修正

修正前の画像です。
修正のきっかけはこれですね。
3ポート尻の補助ポートって、掃気の開くところまで引っ張られてると勝手に
思い込み、予定したポートとは違ったものになったんですね。そこを修正します。


はい、ほぼ終わりました。
面取りデカ!
面取り部をペーパーでゴシゴシすると終わりですね。

ん?どっかで見たことあるようなポートの劣化版みたいになっちゃいました。
今回の修正ではまったく意識しませんでしたがね(笑)

掃気の出口がすごく汚かったので、軽く撫でておきました。
これでフルポート加工品です、うん万でいかがですか?といったら詐欺ですかね

ヘッド部から漏れていましたのでオイルストーンでゴシゴシしました。
やり方がよくわからないですし、不器用なのでたぶん効果はないかと思われます。
これで漏れが止まるとしたら、もともと原因はここじゃなかったということです。
そして、24.5と書いてあるように、上にも少々上げました。25mm→24.5mm
本当はこの加工はしないつもりでした。
なぜかといいますと、掃気の開くところまで弦長のみを拡大し、
形状による変化をみたかったんですね。
しかし、高回転であまり元気じゃなかったのも事実。
最近戦闘用として彫った尻の中で高回転での出来はほぼ最下位。
ポートの形状や大きさでいくらかカバーできるかもしれませんが、
それだけじゃ不足かもしれない、と思い馴染みのある数字まであげてみました。


奥の銀色のところを削ったということになります。
あそこだけはカーボンが少しでもたまらないよう、
きれいにしますが、暑くて適当にやりました。
真ん中は弄ってません。少々段差あります。
出口の方も削ってませんが、ドレメルの回転部が何回も当たったので軽く回しました。

伸ばした弦長に合わせて両サイドもがんばって削るべきでしょうが、
根性が追いつけず、奥の方だけ削りました。
といった感じで変更点をまとめてみますと
・ポートの形状変更 (掃気の開くところまで弦長を維持させる)
・上から25mm→24.5mm
・掃気のザラ取り
・ヘッドとのあわせ面ゴシゴシ
30分で終わらせるつもりでしたが、
ドレメルでの切削だけで小一時間かかりました。
切削量はそんなにないんですけど、苦手な場所でね。
これでたぶんモアパワーが得られるはず、と確信していますが
この確信が折れてこそ面白いんですね。
ヘッドは一つしか使いませんし、スキッシュクリアランスは既に加工前から
自分の限界までつめてますので、圧縮だけは落ちることになります。
とはいえ、久しぶりの高圧縮も高回転が回らないんじゃ特に面白くない感じ
だったのでどっちに転ぶか楽しみです。