今日はボーリングハイグレの面取りだ。
7~8年前RUIMA(ハイグレ)でどんなポートで走っていたか例を適当に一つだけ探してみたが
52クランク RUIMAポートタイミング改
2.4彫り込みヘッドに0.5mmにスキッシュクリアランス0.9らしい。
2.4+0.5-0.9=2mm
これがシリンダーからの突き出し量だ、たぶん。
となると上記のシリンダーは上から24.3なのだから
24.3+2=26.3
圧縮行政が26.3mmということになる。
しかしながら、今のボーリングハイグレ56は上からすでに26.8mmである。
おまけ程度ではあるがこれ、ヘッド面が歪んでいて0.055mmメンケンまでしてるのだ。
(正直に言おうメンケンしていることに気づいたのは、実はつい今だ)
んで、今は51.5クランクで、仮にヘッドに2.6mmガスケットを入れてスキッシュクリアランス0.9が出るとピストンは1.5mm突き出しているってことになるだろうし、その場合
26.8+1.5
上死点を基準にして排気ポートが開くまでの距離は28.3mm前後ということになる。
全然違う計算になってるかもしれんが、俺はアホであることを誇りに思っているから全然OK
組めばわかる。
で、うーん、どうだろ、この差。どーなの、この差
デカい?
いやー普通にデカいと思うんだが、どうしたもんかな
ならば、普通にちょっとだけ上げてみるか😁
ハイ、オワリ。ガンガン24mmまで行っちゃいたかったのだが、ここは我慢とゲイみたいに26.2mmと、0.6mmだけ上げる。
一直線君である。
君、一直線
では、面取りだ
弦長は70%ちょっと超えるかわい子ちゃんな弦長なので、普通に面取りすれば良いと思うが、ちょいと今後のデカいポートの面取りの練習ってことで、本格的に面取りしてみたい。
たが、この面取りってやつは意外と難しく、きちんと出来る職人は意外と少ないかもしれない。なぜかというと、ワイのv100大先生ですら「正直、ポートの面取りは俺もどうあるべきなのか。等々確立してない、というかV100純正尻等の面取りの様に、おもいっきりワイドにすべきかーそれとも最小限的なのかー。今はおおむね、純正の真似してますけどね」という。ワイの知識では測れないスキルを持っている大先生すら迷っているんだ。きっと難しいことであろう。
ふぅ、一人で出来ました。
30秒かかったかな?爆
サスガ俺である。
一昔は面取りは最初から最後までゴムバーでやったのだが、今回は超硬でやっている。時間は測ってないが30~60秒で終わったと思う。やり方があってるのか非常に気になるところだが、超硬で2~3分を面取りしちゃったらそれはもはや面取りではなくポート加工な気がして控えめにしたのである。
ゴムバーで仕上げてオワリだ。
仕上げにかなりの時間をかけている。
しっかし、ここのボーリング屋さん、最上級クラスの面研で、砥石でやるらしいが
マジックで字を書くと気持ちいいくらいに滑ってる、ような、気がする。
いや、勘違いかもしれんが、スケート場に字を書くような滑らさ加減である。
ん~なんか甘い気がする。
サンプル尻がほしいところだ。
ジェットポート気合入れすぎてかなり上がった。
ジェットポートが掃気よりだいぶ高い、ほぼ1mm
大丈夫だろうか・・・
白くなってるところだけ追加工している。
他の尻は指を入れて自分のスキルが許す限り最大限綺麗に加工するよう努力するが、今回はそんなの無しだ。指を入れてみると明らかな段差が存在する。
理由は、もうハイグレに絶対に穴を開けたくないからである。これ、ちょっとでも欲を出すと穴が開くのだ。ならば指を入れたりしない、色気を出さない。
ちなみに俺はこの尻をまだ一度も使ったことないが、他人に貸したことはある。なので排気ポートの色で今回の加工具合がわかるワケ。その人の感想は「最高です、信じられません加速が怖えぇっす」だそうだ。
どうやらお世辞とかじゃないらしく、その人はRUIMA尻は初めてだったらしいが、それからRUIMA尻ばかり集めている。ん~?なんでこんなのが早いんだろ?
3時間以内で出来上がった手抜き尻だぞ~
で、その方、人の尻でリング折っちゃってボーリング😁
もちろん大丈夫大丈夫ゲイみたいに気にしない、って言ってボーリングは自腹です。
まぁ、その時期はまだBWS乗る気なかったしね。
ラムエアにやられたとのことだが、ワイの場合ラムエアはすべて抱きつきだった。
なので、ひょっとしたらラムエアとかじゃなくて面取りが甘かったのが原因かもしれない。
ん~?よく見るとほんの少し左が上がってるように見える。光の当て方が悪い?
面取りで上がった?まぁとにかく一直線君じゃなくなったかもしれないが(アホなのでよくわからんのだ)、それでも一直線風だ。
儀式もちゃんと済ませたのである。
これをやる、やらないでエンジンの運動性能がどう変化するのかは全くもって、これっぽっちも、木っ端微塵に、完膚無きまでに検討もつかんのである。
ただ、カッコイイからやるのだ
…これが?と言われると微妙なところではあるが