KOSO34 キャブレター 旧型&新型(KSR)紹介

♬♡★♪☆メリークリスマスです☆♪★♡♬
皆さんクリスマスは恋人や家族と一緒に楽しく過ごしましたか?
 
自分はというと、「クリスマスどうだった??」と聞かれても、別に話すことが
なくてそっけなく返事すると気まずくなるじゃないですか。
それで、キャブちゃん達と遊んでました。
 
これで、上記の質問に良い返事ができますね。
「KOSO34と遊んだぁ~♪♪♪」とさ 笑
 
さて、最近KOSO(KN企画)で新商品「KSR」キャブレターが発売されましたね。
非常に紛らわしい名前のキャブレターですがカワサキのバイクとは
何の関係もないようですので、ヨロシクです。
 
KOSOで発売された新型のキャブレター。といってもいくつか種類があり、
大まかにはKSRとKCRの二種類のようですね。
 
PWK28が微妙に大きくなったような半月バルブのタイプはKSRと、PEと似ている?ような円柱バルブのタイプはKCRと名づけたようです。
その他パワーリングみたいなのが基本オプションとなっているEVOバージョンも
あるようですが、そのままではエアクリの取り付けが不可能なので、
自分はあまり興味ありません。
といいますか、KCRもあんま興味ないかな(笑)
 
ここでは、KSRの34φを紹介(旧型との比較)しようと思います。
自分は34φを購入しましたが、KSRの場合、旧型のKOSO(SUNWOLRDと書かれ
ている)キャブレターと同様、28、30、32、34φと、ラインナップは充実しているようです。一応新型のKSRの方は旧型と違って4スト用として発売されたようですが、「2ストにもご使用いただけます」とのことでした。
 
さて、今回は外見比較ですね。PWK28があれば一番良いのですが、
今はBWS100に取り付けられてます。
ということで時々小さいキャブが登場しますが、それはOKO30だと思って
ください。基本的には左が旧型KOSO34、右が新型のKOSO34です。
3つ写ってある場合は右がOKO30,あるいはちっこいのがOKO30だと思ってください。
 
あと、3つのキャブとも「中古」での購入でしたので、中身が改造されていない
という保障はありません。そこんとこヨロシクです。
 
…KOSO程度のキャブは新品で買ってやれ、と言いたいかも知れない。
ごもっともだと思います。しかし、KOSO34を買う前にOKO30中古で
失敗しちゃったんですね。どーもこいつ、4スト向けに改造されたようで、
どーしてもうまくいかない(全開で走ってるとガス欠症状と似たような症状が
でるw)。元の2スト用に戻そうと自分なりにがんばりましたがダメでしたw
 
なら、なおさら新品だろ、と言いたいかもしれない。それ、軽率ww
OKO30での鬱憤は、KOSOを最大限安く買って祓わなければ(爆)
 
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失礼(笑)
まあ、こんな感じっすね。
自分、台湾や中華のメッキーとか、アルミ丸出しとかあんま好きじゃないですが、
KOSOのキャブレターは普通に美しい方だと思います。
正直見た目はKEIHINのPWK28より好きです。
 
てか、自分KOSO好きなんすよね。メーターとか普通にイケてるじゃないですかw
つっても、自分のBWSにKOSOのパーツはインマニくらいしかない(爆)
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おっとぉ、その前にインシュレーターの情報から。
台湾のインシュは使い物になりませんよね。
自分はカワサキの純正品を流用します。
いくつか種類はあると思いますが、自分がチョイスしたのは
16065-1135でした。
安かったんで(笑)
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左はPWK28で流用できます。
右はKOSO28~34で流用できます。
<追記>
新型KSRボディーの場合、28φはスモールボディーとして発売されたようです。
ということで、PWK28用が適合するかも知れません。
これは15年12月現時点でのお話しです。よく調べてくださいね。
 
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KOSO34(旧型)に取り付けてみた結果、普通に使えそうです。
といいますか、ぴったりっすね。
あ、ボルトピッチ60mm前後のインマニ(KOSO等)を使う際には
インシュの長穴加工くらいは必要ですね。写真でもわかると思います。
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旧、新(KSR)、OKO30
トップの蓋はOKO(PWK28)と流用不可能。KOSOの方が大きい。
よって、KOSOのガスケットは大事といや大事。
KOSO同士は流用可能。
 
一番分かりやすい特徴としては、新型のKSRにはパワージェットが付いてるって
ことでしょうか。
自分は中古で買ったんで、ホースが付いてなかったんですが(爆)
 
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パワージェットって、RS125の特定の年式のキャブにも採用されてますよね。
レーサーに採用されるくらいですから、たぶん有効に使えばよいものでしょう。
しかし、これは飾りのような気がしてなりません?
もうちょっと長くしたいですね。まあ、自分、パワージェットについて
あんま知りませんが(笑)
 
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詳細写真は新型のKSRのみ撮っておきました。
旧型はネットの方にたくさんあると思います。
 
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カッターウェイ。右が新型です。
新型の方にはそれらしい品番がかかれてますね。
34-4.5
D12K4と。
もちろんPWK28用のは流用できません。
 
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トップアジャストがカッコよくなりました。
左のは加工されてます。それを除くとSTD状態では同じようなものだと思います。
 
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ここはあんま違いがわかりませんでした。
が、しかし。
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旧型には新型のバルブも入りますが、
新型には旧型のバルブは入りませんでした。
ここで止まります。
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もちろんここでも右が新型です。
旧型のは柔らかいですね。PWK28-M2のSTDはそれなりに硬いものが入ってる
と思いますが、そいつと比べると断然と柔らかいです。
普段PWK28-M2を使ってる方が旧型のKOSO34を取り付けると、
「あれ???こ、これは?」と一発でわかっちゃうほどです。
大げさに言っちまえば、まだアクセル捻ってもないのに、既に全開になってます。
 
ですが、新型の方はかなり硬くなってますね。
おそらく4スト用として発売された理由の一つでしょう。
 
下のワイヤー部のプラスチックですが、スプリングから落ちやすい印象あり。
特に旧型はしゃれにならないと思います。
今の時点、唯一気に入らないとこです。
 
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旧型には刻印がないですね。
新型にはN68Jとなってました。
これはPWKへの挑戦なのでしょうか?
 
わざわざ薄い「J」を採用したあたりも4スト用として発売された理由の一つかな?
じゃあ、N80系にした方がよかったんじゃ?
ま、どうでも良いがw
 
 
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旧型KOSO34付属、N68H、新型KOSO34(なんちゃってN68J)、N80J
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N80J、旧型KOSO34付属、N68H、新型KOSO34付属(なんちゃってN68J)
 
精度ばっちりとまでは言えないかもですが、どうやらはったりではなさそうっす。
N68系に近いようっすね。
もちろんジェットニードルはこれだけで判断できるものではありませんが。
 
ストレート径の方も調べてみましたが、ここは一応1/1000精度となっており、
自分、ノギスしか持っていません。それすら使いこなせてない状況なので
控えておきます。でも、まんざらでもない印象でした。
 
旧型のKOSOキャブの場合、ニードルが斜めにかかるとかの噂がありますよね。
よって、ニードルの消耗が早いとか。
 
そこらへん、自分には判断できませんでしたが、どうせニードルの消耗が早いのなら、新型のニードルをそのまま使っちゃうのも良いかも知れませんね。
 
って、新型では改善されてたらいいな~♪
ブツを持っていても、「ど~ゆ~こと~?」ってまったく判断できない
自分が歯がゆいところですがw
 
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…液ガスは私の仕業ではございません。
耐ガソリンだろうな?ゴムへの攻撃性はないだろうな?(爆)
 
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新型の場合、ボルトが☆になってますね。
素人はこれ以上開けない方が良いでしょう。
自分、素人っす。
よって開けません。
 
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新型のボディーに旧型のフロートをあてがうと、ここに隙間が。
ボルトで締めたりはしていませんでした。あんま興味なかったんでw
 
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PWK28を初めて使う方は、「ちょっとフロート開けるのしんどいな」と
思うのではないでしょうか。それなりにコンパクトな設計なので仕方ないとは
思いますが。
 
旧型のKOSO34の場合はもうちょっと難易度が高いようです。
ここでなかなか抜けません。コツが必要。
 
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新型は余裕っすね。
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その他の寸法。
 
以上です。新型は4スト向けになってるが、実際BWS100で走るとどうなるか、
旧型と新型ではどちらがパワーが出るか(同じか?)などのインプレは
後で直接使ってみてからにしようと思います。
まあ、早くても来年の春以降っすねー。
 
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以前とっておいたOKO28、PWK28、旧型KOSO28の画像が残ってあったんで、
オマケに。
 
それと、メリクリw
 
<補足>
あくまでも2015年12月、今の時点でのKSRキャブでのお話ですが、

・なぜか30φ、32φは34φより値段が高いですね。
調べてみたところ30φと32φはビックボディーとのことでした。

・28φは34φよりスモールボディーになっているようです。

まとめますと、
28φ スモールボディー
34φ ミディアムボディー
30φ、32φ ビックボディー

しっかし、訳の分からない構成ですな。何か理由があるのだろうか…。

お金持ちの方は30φか32φを買って、35.XφまでPAXやらなにやら
きゃわたん系の加工をしましょう。