BWS100 対冬用尻点検、一人イベント仕様開始

まだまだ夜と朝は冷えてますが、最低気温が氷点下まではいかない日々が続きそうです。ということで、今年の冬普通に活躍してくれたるいみちゃん55φシリンダーを取り外しました。

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つーか、なんか変なの増えてるし

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作業を始める寸前。あれ?こんなところにも何か飛んだりするのか?
と違和感を覚えました。が、深くは考えませんでした。

今回新しいシリンダーを投入する予定だったので、ちょっと気をつけなければ
ならない事項が多かったからです。
というのは嘘。細かいことは気にしないタイプです。
鳥がうんこでもしたのだろうかと思いましたw

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2月いっぱいまで腰上はばらさない!という自分との約束は何とか
半分守ることができました。この尻、異音がすごくて三が日に一度開けたと
思いますが、慣らしの途中でしたし、そういうときは開けて当然。と言い聞かせます。

えーと。この尻はもう5500km以上乗った尻ですが、シリンダーをホーニングし、ピストンを新品に変えてからは約790km乗ってます。つまり、今年の
冬、ばらさないで乗った積算距離は790kmそこらへんということです。

よくよくみると、ヘッドガスケットが普通にやばそうです。

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ガスケットが熱変形されてますね。
これ、私の友人のSSマシーンで散々やられた時期がありました。
特にアルミはやられやすい印象で、0.9mmクラスの銅ガスケットも
やられたことがあります。
ヘッドの面が不均一の場合ノーマルクランクでも起きるようでしたが、
今回のはほぼ新品だった55φヘッド。私も警戒せねばならぬようです。
KNで銅ガスケットのラインナップが登場すれば助かるんですがね~

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とはいっても最終防御ライン。
液ガスケットの砦(とりで)は1mmをも超える仕様です。
漏れてません。滑稽ですけどwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
とゆうかこれと関係ないかもしれませんけどw

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穴はJB WELDで補修しましたが、少々漏れてますね。
大丈夫。次回のシリンダーはもっと工夫を凝らしたシリンダーです。

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出たよ、4枚画像です。
ホーニング&新品ピストンを入れてから約790キロ走行結果です。

今回のシリンダーはクリアランスがいつもより大きく、もっとこう、
全範囲にかけてアタリが出ると予想しましたが、思ったよりは普通でした。
ジェットポート側のスカート部はアタリがキツイ印象です。確か
前に一度ゴシゴシしておいたと思うんですけどね~
まだまだゴットハンドではないみたいです。

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↑しつこいようですが、組む前というか、組んでから6キロ走行の時はこんな感じでした。

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実はRUIMAシリンダーにしてはでっかいポート(弦長約74%)でした。
やっぱりこのサイズに上一直線気味だと、ど~してもポートの上部に傷(面取りみたいな横線)が残るようですね。
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ここは普通ですが
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エポキシ接着剤のところがヤバイすね。

<訂正>
いや、、違いました。ここは一応溶接補修されてましてほんの少し漏れるだけだった
はず。奥の方がヤバイかも?

ま、いいです。
僕は大変怒りました
また漏れたら今度はGM-8300です。
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(´・ω・`)
端っこは爪で簡単に砕かれます。最終的には剥がれて爆音になるのかなー。
うーん。ここはJB WELDだけじゃダメかもー。

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それより気になるのはここなんですけど、
ピストンピンの真ん中がやられてました。もちろん新品を入れたので
走行距離は800キロ未満のはずです。

これ、家に帰ってから気づいたので、実はニードルベアリングの状態は
確認してないんですよ。
どうしよ~~~ニードルベアリングは交換しておいた方がいいのかな。

と、対冬用尻のレポはおしまいです。

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友人が私のコンロッドワッシャーはどのような状態なのか
「今度腰上ばらしたら写真撮ってくれ」と言ってきたので撮ってみました。
よく分かりませんが、普通だと思います。
友人の街乗り号は51.5ですが、彼のはひどいそうです。

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今回入れるシリンダーです。CM3ポート尻でもちろん1ポート化された尻です。
フランジ側はやる気ありです。
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結構なハイポートの予感です。

実はこの尻、2014年11月に加工しておいたものです。とはいっても、ちょっと
気に入らないところがあって、最近少しだけ修正しておきましたけどね。
この尻はフランジに近いところの横に穴が開いた尻なので、私は横穴チャーモと呼んでいます。

さて、当時、穴の補修には抵抗がありまして、結局使わなかったシリンダーですが、
今と当時とは削り方が随分違うので入れてみることにしました。
具体的にはポートの通路が今より直線的です。今はスタッドボルト周りを
大きく掘ったりしてますけど、この尻にはそういう芸はまったく施されてませんね。
今より素直な時期とも言えます。

ちなみに、街乗り用として加工したCM尻としては、この尻が1号です。
SS真似事用として加工したのも入れると2番目。その次のシリンダーが
去年活躍しました、サビチャーモでございます。ま、私のCM尻の歴史なんて
どうでもいいんですけどねw

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穴の補修です。
1.足付け、脱脂
2.パテ盛り
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3.エポキシ接着剤

効果の方は
???
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ジェットポートの向きを変えてみました。
実はこれで二度目。

初めてやったのはブログを始める前でしたけど、慣らしレベルで剥がれました。
ブログをやってからは初めてです。いわばリベンジ。

これ、適当に貼っちゃうと簡単に剥がれますし、剥がれ方によっては
ちょっとヤバイ系のトラブルに巻き込まれるかもしれないのでご注意ください。

一応、私は前よりもっと丁寧に足付け&脱脂してからパテを貼りました。

効果の方は
???
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それでは作業の方へ。
3ポート尻は一度や二度組むわけでもないし、一発で決めるぞ!とベース0.8mm
う~ん。丁度よさそうにも見えますが面取りが見えるのが気になる。

0.6mmいってみっか。
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随分と違って見えますね。
ちなみに私が0.6mmというのはノーマルガスケットです。
ノーマルベースガスケットは耐久性が良いというか、破れにくい印象だったので
好きです。ということで0.6mmで決めました。

ヘッドガスケットは0.85mm程度を入れました。二枚重ねです。

ヘッドはガレージミサイルの56φキャンペーン商品です。2.4mm掘り込み。

スキッシュクリアランスは1.25mmという数字が出ました。
1.1未満狙いでしたけど。

CM尻といっても尻とピストンを変えると妙に基準も変わる気がします。
まあ、ガスケットなどでも誤差が出るでしょうし、それにしては誤差が大きい
気がしなくもないですが、私ってもともと計測の才能がないので深く考えません。

排気総角これでも194.5度前後か。
よく分かりませんがそういう数字が出ました。
たぶんこれでも相当なハイポートなはずです。

これで作業はおしまいです。
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28743 横穴チャーモ投入。
とはいっても、数日前メーターケーブルが切れたのか動きませんw
早くなおさなくっちゃ。

気になる音ですが、例のありえないメカノイズは消えました。
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<訂正>
すいません、まだ消えてません(爆)
シリンダーじゃなかったのか~~~゛(`ヘ´#)
さすが俺です。

心当たりはいくつかありますので、一つずつ排除していきます。
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CM尻を1ポート化すると、最小限で加工したつもりでも排気ポートは
相当デカくなりますので、メカノイズは少々出る印象でしたが、
今回のは音の側面では優秀な印象です。
もっとも、慣らしを終えて全開してからじゃないと判断できませんが。


あと、6000RPM以下で慣らしてるので何がどうなってるのか
判断しづらい状況ですが、キャブセッティングが激変しました。
…濃く出たような気がしてなりません。
ちょっと不安です(爆)


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…これはいったい????
まさかのリテーナー様か??

見てみぬ振りをしました。
後日トラブルにて続く予感です。

今年はなにやらトラブルが多いです。
普通に乗ってるのにぃ~