BWS100 ベルト切れました。
ベルトが切れました。
本来「トラブル」の書庫は、昔、青かった(今も十分青いですがw)私の
トラブルを紹介しようと作った書庫であり、
まさかこんな時期にトラブルの紹介をするとは思いもしませんでした。
さて、BWS100でベルトが引っくり返ったことはあっても
ベルトがこんなに見事に切れたことは今までありませんでした。
なので、まあ良い経験だったと思います。
もともとはベルトが引っくり返った事件から紹介しようと思ったんですが、
やむを得ず、予定変更。今日の出来事からご紹介しましょう。
な~んか、何も弄ってないのに一昨日より調子が出ないな、と思い
とりあえずおうちで分析をするつもりで、動画を撮ってみました。
しかし、動画を撮ってる途中ベルトが切れましたw
(暗い動画が一昨日、明るい動画がベルトが切れた動画です)
なので、めったに手に入らない動画をゲットすることができ、紹介しようと
思う存分なわけですw
といっても、カメラは駆動側を写してるわけではなく、大したもんでも
ないですね。
えーと。動画の40秒辺り、回転数が急激に11000rpm以上まで上昇しますね。
その直前がベルトが切れた瞬間だと思います。
ベルトが切れた瞬間、何が起こったのか分かりませんでした。
症状は、お尻から結構な衝撃が伝わり、すごい音がしたので
「まさかピストン割れたのか」とも思いました。
「エンジンオシャカですか~ 神様、俺ってそんな無茶な改造したんでしょうか」
と落ち込んでました。
「エンジンオシャカですか~ 神様、俺ってそんな無茶な改造したんでしょうか」
と落ち込んでました。
しかし、よくよく見たらエンジンは掛かったまま、減速中のはずなのに、
アイドルのRPMに戻ってましたw
アイドルのRPMに戻ってましたw
これは、ベルトですな!と、すぐ駆動系を確認してみました。
一応こうなった経緯(イイワケ)を簡単に説明しますと、
来週はこちらでSSみたいなイベントがあるのですが、
試合の直前はいつも使ってる駆動系は使わないことにしています。
それで、適当に余ってるパーツで構成して走ったわけですが
見事にベルトが切れました。今は面倒を見てるシリンダーが多くて、
見事にベルトが切れました。今は面倒を見てるシリンダーが多くて、
駆動系所じゃないってのもありました。普通に走ればとりあえずオッケーよ。
変速回転にムラができても今は気にしない!って感じでした。
正確な原因は私には分かりません。ハイ側でベルトに負担が
かかる構成だった、ってことでまとめていいですかねw
おっと、改めて動画を見て思ったんですが、トルクカムオフセットワッシャーが入ってるはずなのに、普通にトルクカムをひっくり返したりしてますね。なくしたかもしれないwwwwwwwwwww

















相変わらずありえないほど画像が多めですが、
これが私の正義ですw
幸い、どれも軽症で終わったので、普通に使えそうです。



テキトーに掃除もしました。

フェイス部はベルトが掃除してくれるだろ。と、
中国製の安物をとりあえず入れておきました。



これは今回の事件とは無関係ですが、
ガレージミサイルの芯出しクラッチです。
メーターの走行距離、25373で取り付けましたから、
約250キロ乗ったってところでしょうか。
アウターはノーマルの新品(無加工)で合わせました。
300キロも乗ってない、一度もペーパかけてないです。
オミゴト。結構イイ感じですね。
ところで、ノーマルのアウターですが、バラツキがヒドいかもです。
ドリブンは同じ構成なのに、ものによって
トルクカムのナットに干渉したり、しなかったり、
最大変則側でトルクカムとぶつかったり、ぶつからなかったりw



念のため腰上も確認しました。ハイグレ56φですが、問題ないです。
川辺でシリンダーとピストンと、ヘッドを洗いました。
同じ尻のはずなのに、川辺で撮ったポートの方がカッコ良く見えるのは
気のせいでしょうかw


↑組む前(排気ポートの入り口の加工はこの時点ではしていませんが同じ尻です)
説明すると長くなりますが、簡単に言いますと実はこれ、ホーニングして、
ポート加工して、新しいピストンを入れて、慣らし中だったんですね。
本来は開けてみてから全開テストをするんですが、
今回はサボりましたw
全開は70キロほど慣らしてからしました。
↓今日外して確認


スカート部には少々アタリが見えました。台湾製ってこんなもんっしょ。
一応これもホーニングか、スカートの調整で極力アタリが出なく
する方法もあるようですが、私にはそのスキルがないです。
別にこれで焼きつくわけでもないようですから、とりあえずOKです。



動画の排気音で分かっちゃった方もいらっしゃるかもしれませんが、
この尻、溶接側で排気漏れてまして、ベルト事件がなくても
どうせ開けるつもりでした。


で、外した56φシリンダーに耐熱用のエキポシをステンレスのお箸とドライバーを使って塗りました。私は貧乏ですから、お箸はきれいに洗って普通にラーメンを食べました。エポキシの味がしました。これで胃壁に穴が開いても平気です。

一昨日補修しておいたRUIMA 55.5φ尻を入れました。
新品ですので、またダルい慣らしですね。
今のとこ漏れていません。バッチグーです。
前回の記事で書きましたが、この尻、ついついやっちまって
かなりのハイポートになっています。
にもかかわらず、ヘッドとガスケット類はあえて前回のハイグレ56と同じ
構成にしました。結果、下から上までものすごく濃くなりました。
もはや、普通に慣らすのも恥ずかしいくらいブブブブって湿った音してます。
直前の尻ではエアクリ付でPWK28 #40, #135, #N68I 1.5段 でしたけど、
MJだけを#130に下げてもまだ濃いです。具体的には下が濃いです。
にしては始動性が妙に悪いw
とうとうN68Iの最上段っすか。別に怖くありません!
SJは#42になる可能性が高いww
ま、ポートの高さが2ミリ以上も上がりましたから、
おそらく圧縮が関係しているのでしょう。
現在ベースが0.6mmでヘッド0.35mm、スキッシュークリアランスは
1.5mmほど。ガスケットを0.5mm位抜いても平気かもしれませんが、
となると、ヘッドは必然的にノーガスケット仕様になる。
ああ…新しいヘッドがほしいところですね。
こちらにもガレージミサイルのようなとこが1箇所でもあれば良いのですが…。



あれ、この記事、ベルトに関する記事だったんですよねw
KNベルとって、こんな感じでダメになる傾向があるんだなー
って思ってましたけどねー。
オワリ