BWS100 デイトナ55→56φボーリング事件

この前書いたデイトナ事件の続きと言やその続きです。
どうもこのシリンダーは呪われたようで(爆)
 
さて、時々私は「こちらの事情」とか「環境」とか変なことを言いますよね。
具体的にその環境というやらがどんなものかちょいとご紹介しようと思います。
 
おっとぉ。その前に。バイク関係のネタじゃなくても、皆さんは
「安心の国産」とか、「安心の日本製とか」そういうイメージはありますか?
こちらで前者あまりないですね。後者なら意外とこちらでもあります。
安心の日本製ですね。
 
そもそもこちらで「国産」といったら良いイメージというより、
「ふつぅ~」かマイナスのイメージの方が多いです。
まあ、一応中○製のように馬鹿にされたりはしないようですけどw
 
でも、ボーリングならあんま変わらないんじゃないかな?
むしろ中国の方がうまいかもしれない。確実に言えるのは
台湾はうまい方だと思うwうんうん。
 
その国産ってやつですが、もちろん良いイメージの場合もあります。
最近ですとスマホとかそこそこ信頼されてるようですが、
そういったものは少ないかな。
 
話せば長くなりそうなので、前置きはこの辺にしといて。
デイトナ55φ事件のリベンジのため、その尻をボーリングに出しました。
56φで新しい人生を歩もうと。
 
時期的に言えば2014年4月ですね。
今もアホですが、1年6ヶ月前は相当なアホだったってことで、
こちらの環境とデイトナ55φ事件の続きを紹介しましょう。
 
さて、デイトナ55φ→56φのボーリングのついでに
それまで問題なく使っていたRUIMA55φも56φにボーリングすることにしました。
さらに、SS真似事に参加している友達に「俺のもヨロシク」と頼まれて、
マロッシ57.9φ→58.5φへ。
合計3セットをボーリングすることになりました。
イメージ 1
イメージ 2
デイトナ55φと一緒にボーリングに出したRUIMA55φシリンダーです。
メモによりますと丁度3000キロ走行しており、問題ないっちゃ問題ないです。
 
問題もないのに何でボーリングに出したの?といいますと、
当時、社外ボアアップを組んで普通に乗ったのはこれが始めてで、
「訳も分からない社外ボアアップキットで3000キロも乗れば十分だろ。
焼きつく前にボーリングしとこ」と判断したからです。
 
…馬鹿なことをしたんだと思います。その頃はとても純粋な青年でした。
もちろん今はとても汚れたおっさんです。
 
 
まず、RUIMA55→56φのボーリング結果です。
お見事。お見事です。
スカート部で完全にロックしています。
 
動画を見る限りでは、尻の中にオイルが入ってるようですね。
いや、これはたぶん灯油です。ですが、リングは確実に入れてないですし、
もはやこのレベルだとオイルとか灯油とか関係ないですよね。
 
次、マロッシ尻のボーリング結果です。
お見事。お見事杉!
 
なんですかこれは?
これ、クレーム対象ですよね?
ちゃんと修正しろ、って問題じゃなくて、俺の尻代返せ!ってところですよね?
ま、RUIMA、デイトナは安いんですけどねw
 
あ、すみません。この記事、一応デイトナ56φの話をしなければなりませんが
なぜかデイトナ56φの動画だけが残っていません。
おそらく、RUIMA56φのシリンダーと同じような状況だったので
特に撮らなかったんだと思います。
 
つまり、デイトナ56φ尻も同じくスカート部でロックし、3つの尻の中
このまま使える尻は一つもなかった、ということです。
 
何もヤバイ所に出したわけではございませんよ。
これでも、ネットでそこそこ有名なところです。
事実、私の周りにはわざわざここに出してる方たちもいます。
 
そして!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなうんこみたいな尻が帰って来たにも関わらず、それ以降も
「ホーニング」だけなら、いまだにあそこに預けていますw
まあ、他をあたっても似たような状況なんですよ 笑
 
毎回毎回こんな仕事をしてたら、さすがに今まで生き残っているはずがないので、
そこのにーさんが前日飲みすぎただけ、かも知れません。
ですが、おいらの大事な尻2セット、ダチの尻1セットを
ダメにしたことに変わりはありませんね。
 
一応文句を言って、RUIMA56φと、マロッシ58.5φは直してもらいました。
友達のマロッシ58.5はSS真似事で「まぁ、使えるには使えるな」といった
感じで(結局はピストンが割れたんですけど)私はまだRUIMA56は使って
いません。
 
私には測定できませんが、直してもらったものの、少なくても真円度は
めちゃくちゃになってると思います。まあ、それでどんなトラブルが起こると
いうのだ?と聞かれると私にも分かりませんけどね。
 
うむ?と思う方もいらっしゃるかもしれない。
「RUIMAとマロ尻は直してもらいました」と書きましたが、
デイトナ尻の話はしてませんよね。
 
…自分で修正しました(爆)
イメージ 3
さすがに尻は尻。アルミのピストンと違ってものすごい時間がかかりました。
自分でも馬鹿なことをしたんだと思います。
 
イメージ 4
一応ノマフで慣らしの半分位は成功しました。
いつもより早めにばらして確認。
記録によりますと、上記の画像はメーター読みで約30キロ走行だったようです。
 
イメージ 5
イメージ 6
それから、メーター読み約37キロ走行、合計約67キロ走行で焼きつきました。
慣らしレベルでやられました。
 
記憶が正しければ、ノマフで半開以上~全開近くだったと思います。
「そろそろちょいと回してみるか」と思ってゆっくり、ゆっくりとアクセルを
あけて、それをちょいと維持したんですが、あっさりとエンジンストップ。
 
焼きつきの原因は分かりません。
当時の当方のセッティングが悪かったのでしょうか?
それともボーリングが悪かったのでしょうか。
あるいは私のスカート修正が悪かったのでしょうか。
 
さすがに、ここでは私のスカート修正が一番かなと思いますwwwww
しかし、変なことに修正部にはアタリが少ないんですよねー。
ちなみに、当方の焼き付き歴にコイツは含まれていませんw
 
と、このような環境ですので、こちらでは
ボーリング尻=ダメな尻な認識が一般的になっています。
何もロックしなくても、長持ちはしないというのが皆さんの共通的な意見です。
 
ピストンさえしっかりしていれば、ボーリングすると、
場合によってはノーマル以上の良い腰上を作ることが出来ますよね。
チューニング前提ならなおさら。
これ、意外とこちらでSS真似事してる方すら知らなかったりします。
ボーリング尻=うんこ尻ってのが常識になってますから、
その固定観念から逃れるのが意外と難しいと。
 
そもそも、こちらではクリアランス指定とかは常識じゃないので
そんなこと言ったって「はぁ?」って言葉しか帰ってこないと思います。
せいぜい「レースで使いますから、丁寧にして下さい」って
頼むので精一杯です。
 
こういう環境なので、1セットくらいはちゃんとした腰上がほしいと
思ってました。実際そ~ゆ届きそうで届かない腰上セットに憧れて、
神奈川の某ショップで作ってもらったこともあるのですが、私が
無茶なことをして、焼きつかせました。とても残念です。
 
って、ヒュンダイとかどうやってシリンダー作ってるんでしょうかね。
私が知らないだけで、ちゃんとしたところがあるかもしれないんですけどね 笑
 
以上、デイトナ55φ事件の続きと、こちらの環境のお話でした。