BWS100 トラブルシュート(メーターケーブル、キャブ漏れ、ステーターコイル周り漏れ)

今年はやたらとトラブルが多いです。
最近経験したトラブルをまとめて紹介しましょう。

1.メーターが動かない。
大変です!突然メーターが動かなくなりました!
とりあえずメーターケーブルを交換してみました。
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ここだけ外せばスペースは十分でした。
ケーブル交換で直りました。

私は13インチのエアロックスホイールを取り付けてますので少々長いケーブルを使います。シグナスのコピーバイク~?(とりあえず形は似てるが、エンジンは興味がないので見てもわからなかったw)の純正品を流用しました。
ま、300円もしない安物です。別に隠してるつもりはないんですが、そちらにはないバイクのはずなので(デーリム製)

外したケーブルはなんと、ケーブルが2ピース構造でした!!
うーん。アホクサw

2.PWK28キャブ漏れ
メモを探してみたところ、PWK28は2013年5月に新品を取り付けました。
メーター読み12000~12200でした。正確なメモを取り始めた時期ですが、
なぜか「PWK28装着」というメモは残ってないので、大まかな数字です。


今までPWK28から直接漏れたことはなかったと思います。
私の勘違いで、ドレインボルトから漏れてるのかな~とドレインボルトの
Oリングを交換したことはありますが、それ以外中身をOHしたことがほぼ
ないですね。

いつから漏れたのかは定かじゃないのですが、実は今年の冬からは確実に漏れていたんだと思います。エンジンがかかっている時だけ漏れてましたので <不圧発生時
まあ、いいやと見てみぬ振りしてきました。

大まかにメーター読み28000から漏れたとすると
28000-12000=16000
約16000km走行で漏れ始めたということになりますね。

ま、時々OKO24とかKOSO34とか変なキャブ入れたこともありますが、
PWK28以外のキャブでの走行距離は500キロもならないはずです。
期間で言えば約2年半ってとこかな。

ネタバレになりますが、原因はフロートバルブだと思います。
あんま長持ちしませんのう~

さて、話を戻しまして。お隣さんのアドバイスをいただいたので、
フロート周りを先に点検。私にしては入念にキャブをOHしてみました。
とはいっても、エアスクリューを取り外し <普段は外さないw
フロートバルブ側を中心的にクリーナーを撒いただけですがw

結果、改善無し。

次に、フロートバルブを交換してみました。

できれば、ここは油面の変化をもたらすかもしれないので
京浜の純正品を使いたかったのですが、そういう高級品は持っていません。
したがって、台湾補修キットを使いました。
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そうだそうだ。
このメーカ。台湾製のくせになぜか日本語を使いたがるようで<俺ちゃんみたいにw
レーザーには不可欠ですって。
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今回はレーサーとなってますが、なぜか「ごす」と。
あと、「材質ご製造」も気になります <上の方リペアキットでは直ってる
まぁ、僕の日本語と大した差はないみたいですw
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左PWK28付属、右補修キット。
うーん。微妙に違う希ガス??
まぁいい。とりあえず取り付けてみる。

結果、止まりました。

別にみることないでしょう。漏れなのが普通なんですから。
むしろ、興味がある方は漏れてる動画の方で、漏れ方、量、位置などを
参考してください。似たような漏れ方ですと、フロートバルブのごみか、
フロートバルブそのものの問題、という可能性があるということで。

ちなみに私は不圧式です。
自由落下式ですともうちょっと勢いよく漏れるかもしれません。

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外したPWK28のフロートバルブ。
まあ、見ても磨耗してるかどうか分かりませんでした。
今度思い出したらやる気のあるカメラで撮り直してこっそり修正しておきます。

3.ステーターコイル側の漏れ
これにはホント参りました。
今年の冬仕様、RUIMA55仕様で妙にキックが軽くなったと感じた時期がありました。おそらく1月末です。圧縮とかまったくいじってないのに、いつからかキックが軽いと感じるようになったんですね。

もっと分かりやすく言えば、その時期、リチウムバッテリーでの変化を
見るために圧縮は少々上げたので、ジャンプしながらキックしないと体制を
崩して失敗したことが多かったんです。
それが、いつからか「ジャンプなんぞいらんぞ」という風に変わりました。

でも、この時点では何の心当たりもなく。
毎日キックでエンジンかけてるから、「俺のキックのスキルが上がったのか?おい」
という風に深くは考えませんでした。

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しかし、ここから何かが漏れてることに気づき。

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で、開けてみるとこんなことに。

いや、ここ。自分は弄ったことがないので、グリスはとりあえず残っているようだ
と思ったんですが、減ってますよね(爆)ま、どれくらい塗ったかによると思います
が、塗ってくれた友人に聞いてみると減ってるそうです。

あと、オイルポンプのホース側にオイルも滴っている状況。
→ホースを少しカットして対応。

よりによって、この時期ちょっとキャブセッティングをサボっていた時期で
始動性も悪かったんですね。「対冬仕様ではよほどなことがない限り
バイクは弄らない」と決めたので(爆)

具体的には、気温にもよりますけど、チョークを10~15秒は開けっ放し
にする必要がありましたし、そんなに維持させて白煙が出まくってる状況でも、
チョークを下ろしてすぐ乗れるようなセッティングではありませんでした。

しかも、キックも軽くなったと感じている。

となると、クランクリテーナーからの確立が非常に高いと疑うのが自然。
ですが、リテーナーの余分はない状況…。 <いやぁ、ここから漏れたらキックが
軽くなる、という確証はないんですけどww

で、とりあえず漏れたのはきれいに拭いて、SJだけを#42から#48へ変更。
始動性はかなり良くなりました。朝一でチョークは必須で、7~10秒ほど
開けっぱなしにすれば、すぐ乗れるようなセッティングになりました。

で、リーテナーの余分はないことですし、しばらくこのまま乗りました。

数日後、丁度用事ができて例のバイク屋さんへ行って点検してもらいました。

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うむ・・・。なんとま、正常にしか見えない(爆)

友人は「普通に問題なく見えるけど、ここら辺から何かが漏れたのも事実だし、
交換したほうがいいよな」と私に確認を求める。
もちろん交換してもらいました。

で、結果ですが…キックも普通に軽いし(腰上はRUIMAからCMに変更されてるが)
始動性の改善もあったものの、気温も同時に大幅に上がったので
何がどうなってるか私にも分からないというオチでした。

今は特に問題なく感じます。普通に乗ってます。
朝一始動でチョークはまだ必須のようですが、3~5秒もあればすぐ乗れるようになります。

まあ、さすがにあれだけ綺麗そうにみえるリテーナーを見せ付けられると、
漏れたのはグリスだけ。対冬仕様でキャブセッティングをサボりすぎて&気温が低くて始動性が悪かっただけ。
キックが軽く感じたのは手前の痛い勘違い。という可能性の方が大きいと思います。


4.異音
今のとこ私がトラブルと認識している案件はこれしか残っていません。たぶんw

去年から変な音が出てますねー。
腰上だとばかり思ってましたが、最近CM尻に取り替え、
それでも続いているので違うようです。

どうも目立つ音が出る時もあったり、そうでない時もあったりするようで
分かりにくいです。メットをかぶればあまり聞こえないレベルの音です。

心当たりは駆動とクランク周り以外は大抵チェックしたつもりですけどね(爆)
ま、どちらにしてもつらい結果にしかならないとおもいますので、聞こえないことにしますw

*おまけ
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CM3ポート尻とオイルポンプ(とあるバギーの純正品流用)とのクリアランス。
加工しといたつもりでも恐ろすいです(上のは2014年撮っておいた画像で、尻そのものは完全に同じものです)