RUIMA56 ポートタイミング改 本線
続きです。
前回の記事の予選ではいろいろありましたが、結果だけ言いますと
サビチャーモジェットポート改と同等の成績で合格しました。
いや、同等以上です。0.1キロですがw
それでは、さっさとエアクリを取っ払い直キャブコースへ行きます。
まずは前回の4本目のセッティングから、メインジェットだけぐんと上げます。
エアクリ付き #155 → KOSO32直 #170
…普通に走りやがります。もう普通に走るのやめてぇ~ww
いつものことですが、濃いのか薄いのかまったく判断できません。
おまけに今日はガソリンも少なくて、セッティングは多くて3本、
出来れば2本目で決着をつけたい、といったところでした。
いつも通りならこのまま1本走って様子を伺うのですが、
ガソリンも少ないことですし、ここでタマケンは勝負に出た!
「はっはっは。KOSO32直、#170で一発で壊れるようならそれこそ望むところだぜ!ピストン新品に変えてやるわ」と。
それもそうと、変速回転数は大まかに9200前後と
昨日の4本目より若干低めだったんですね。
これだけで判断するのは危険かと思いますが(少なくても私のBWSでは)
今回はたぶん大丈夫です。1本目は#165で行きます。
1本目
前回の4本目からエアクリを取り外し、メインジェットを#165入れただけ。
#38 N80H2.5 #165
横綱90 中華4VPコピーフェイス中央部32.5mm DFGPベルト 5.75g
ドリブンは亀8トルクカム以外はすべて4VPノーマルで、0.7mmオフセットワッシャー。
136.7(144)@10350 GPS 136.8
タッチあり、バコマ無し。
相当イイ感じですね。
これでサビチャーモジェットポート改と同等以下は確保です。
確か今年の夏はサビチャーモジェットポート改の方がMJ欲しがる、
といった印象でしたが、逆転されてますね。SJもあげたことも考えると
どうやら同等以上、じゃなくてRUIMA56ポートタイミング改の方が飲むようです。
それに、今年の夏
RUIMA56(再加工前)からサビチャーモジェットポート改に変更し、
殿様での最高速はノーマルメーター読み136→141と
ほぼ一発で5キロ上昇でしたし、加速ではもはや歴然といった感じで
差が開いていたものが、ここまで追いついてます。
たぶん、駆動とかキャブセッティングとかがいい感じに決まった!
とかじゃなく、ポート加工が利いたんだと思います。
もっとも、当時はノーマルメーターを頼りにセッティングしてましたし、
今じゃまったく信用していないので「そんとき、たまたまRUIMA56では
ノーマルメーターが辛口の方向に振ったんだろ」って言われると
何も言い返せませんが。
あと、もうひとつの変更点があるとしたら、フランジですね。
そもそも、このRUIMA56尻はフランジ側が大体28mm以下なので、
何も30φ前後の神田&HEY6フランジを流用する理由もないのです。
でも、再加工前は交換が面倒で30φのフランジを流用しました。
今は28.5mm前後のVER2付属フランジですね。
これで本当に良い方向に行くようなものなのか私には分かりませんが、
ポート加工以外はこれしかないです。
…どうでもいいことですが、フランジを30φの流用ものからVER2の28.5mmに
変えるだけで排気音が静かになった気がします。
勘違いかもしれませんが、妙に静かなんです。全開でも。
と、念願の「ポートタイミングって重要??」といった実験は
仕様変更が多すぎで出来ませんでしたが、
ポートタイミングか圧縮、あるいはどっちも。
最高速に結構影響するものかもしれない、と説得されちゃいました。
今のポートタイミングがベストとも限りませんので、来年はもっともっと
ハイポートな尻も、素敵な新規ヘッドとともに試してみたいと思います。
さて、これでRUIMA56ポートタイミング改での今年の走りもおしまいです。
試したい尻は山のようにありますが、今年は早めに対冬仕様にし、
アニオタならアニオタらしく余暇時間はお布団に包まってアニメでも見ます。